【海外進出向け】現地在住の人気外国人インフルエンサー10選!

【海外進出向け】現地在住の人気外国人インフルエンサー10選!

市場規模が日本よりはるかに巨大な海外で成果をあげるため、SNSで人気を集めている外国人インフルエンサーを起用したPR施策を検討されている企業さまも多いようです。

ただし、海外進出とインバンドでは、外国人インフルエンサーの選定条件が異なります。

そこで今回は、販路拡大やブランドの国際化を目指している企業さまへ向けて、海外進出に適した外国人インフルエンサー10名をご紹介していきます。

選定する際のポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

海外で人気の外国人インフルエンサーとは?

海外で人気の外国人インフルエンサーは、起用する目的によって以下の2タイプに分けられます。

タイプ適正値の高いインフルエンサー
海外進出向けA 対象国で影響力が強く、日本に詳しい現地(海外)在住の外国人インフルエンサー
B 対象国で影響力が強い現地(海外)在住の外国人インフルエンサー
C 日本に詳しい現地(海外)在住の外国人インフルエンサー
D 日本在住の外国人インフルエンサー
E 現地(海外)在住の日本人インフルエンサー
インバウンド向けA 日本在住の外国人インフルエンサー
B 日本に詳しい現地(海外)在住の外国人インフルエンサー
C 現地(海外)在住の日本人インフルエンサー

最も適しているのはAの条件に当てはまるインフルエンサーで、海外進出向けとインバウンド向けとでは、その適正が微妙に異なっているのが分かります。

ここからは、両者の違いについて以下の2項目に分けて解説していきます。

  • 海外進出に適したインフルエンサーとは?
  • インバウンドに適したインフルエンサーとは?

では、順番に見ていきましょう。

海外進出に適したインフルエンサーとは?

自社コンテンツの販路拡大が目的の場合、海外進出向けインフルエンサーの選定で重きを置くべきなのは、「対象国での影響力」です。

たしかに、「日本の人気商品」や「日本製」であることをアピールポイントにした手法で成功した事例はいくつも存在しますが、だからといって親日家は必須条件ではありません。

事実、たとえ親日家の外国人インフルエンサーでなくとも現地での影響力さえ突出していれば、越境マーケティングで高いPR効果を挙げています。

海外進出に向けてインフルエンサーを選定する際は、以下の優先順位に沿って適正を見極めましょう。

  1. 対象国での影響力は強いか?
  2. 日本企業とのタイアップ経験はあるか?
  3. 日本に詳しい、または好感を持っているか?

インバウンドに適したインフルエンサーとは?

一方インバウンド向けのインフルエンサーは、「日本の情報に精通している」人材ほど現地のターゲット層から注目されやすく、「信頼できるファクト元」として人気です。

したがって、訪日観光客を呼び込むには日本在住の外国人インフルエンサーが最適と言えます。

海外進出に外国人インフルエンサーを起用するメリット

外国人インフルエンサーは、海外進出のPR戦略として高い人気を誇っています。

その理由は、外国人インフルエンサーを起用するSNSマーケティングには、以下のメリットがあるからです。

  • 日本国内よりも市場規模が大きい
  • 競合他社と差別化ができる

ここからは、上記2つのメリットについて個別に解説していきます。

日本国内よりも市場規模が大きい

海外進出を展開する企業が外国人インフルエンサーを起用する最大のメリットは、日本の10倍以上と推計されている巨大な市場で勝負できる、という点です。

日本人インフルエンサーのフォロワーは、文章や言葉が理解できる日本語ユーザーが大半を占めています。

その点、現地の言語を使いこなしている外国人インフルエンサーなら、日本語圏よりはるかに人数が多い「英語圏」や「中国語圏」の消費者へ向けて、的確なPR情報を届けることができるのです。

リーチできる母数が桁違いに増える分、より多くの成果が見込めます。

なお、海外におけるインフルエンサーマーケティングの市場規模については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

競合他社と差別化ができる

競合他社と差別化が図れるのも、海外で人気の外国人インフルエンサーを起用する大きなメリットです。

外国人インフルエンサーに依頼したタイアップ案件が成功すれば、海外での知名度や売上が伸びるだけでなく、「国際的なブランド」として認知されるようになります。

日本人インフルエンサーによる国内向けPR施策のみを行っているライバル会社に対し、大きなアドバンテージになるのは間違いありません。

また、日本製品は品質・性能の高さに定評があるため、外国人インフルエンサーのPR投稿をきっかけに口コミが拡散されれば、海外の競合他社との差別化にも繋がります。

海外進出に外国人インフルエンサーを起用するデメリット

一方、海外進出のPR戦略として外国人インフルエンサーを起用する主なデメリットは、以下の3点です。

  • 外国人インフルエンサーの選定が難しい
  • 言語が異なる
  • 対象国ごとに法的ルールが違う

ここからは、上記3つのデメリットについて個別に解説していきます。

言語が異なる

外国人インフルエンサーにタイアップを依頼する際、最大の障壁となるのが言語の違いです。

どの程度、インフルエンサーが企業側の意図を理解してコンテンツに反映してくれるのか、正確に把握するのは簡単ではありません。

なかには、不安要素を払拭するために一言一句を指定するなど、必要以上に制約を課した結果、インフルエンサーの武器であるキャラクターやクリエイター性が台無しになるケースもあります。

外国人インフルエンサーを起用する際は、すべての指示をメールや書面で残す、あるいはネイティブの通訳を手配するなど、言語の違いを補う工夫が必要です。

対象国ごとに法的ルールが違う

対象国ごとに法的ルールが違うのも、外国人インフルエンサーを起用するデメリットです。

2023年10月1日から日本でステマ規制がスタートしたように、ステルスマーケティング対策1つ取っても、世界各国で頻繁にアップデートが繰り返されています。

また、外国人インフルエンサーと契約するには、現地の法律に則った契約書が必要です。

このように、日本の企業が海外マーケティングの一環として外国人インフルエンサーを起用する際は、「ITリテラシー」と「契約」の両面でターゲット国の法律に沿った対策が不可欠となります。

外国人インフルエンサーの選定が難しい

日本人インフルエンサーに比べて、海外在住の外国人インフルエンサーを選定する難易度の方が格段に高くなります。

なぜなら、海外在住の外国人インフルエンサーを選定する際は、投稿内容・フォロワー数・フォロワー属性・エンゲージメント率・炎上の有無だけでなく、文化圏の特性やそれに伴う価値観などもリサーチする必要があるからです。

すべての選定項目を初心者が精査するのは、決して容易ではありません。

そのため特別な伝手がない限り、大抵はプロに依頼するのが一般的です。

外国人インフルエンサーの探し方

現地(海外)在住の外国人インフルエンサーを起用する方法として、以下の43種類が挙げられます。

  • 直接コンタクトを取って依頼する
  • 所属しているプロダクション事務所に連絡する
  • プラットフォームを活用する
  • インフルエンサーマーケティング会社に依頼する

最もおすすめなのは、人選・契約・打ち合わせのフォローすべてに対応している、「インフルエンサーマーケティング会社」です。

ただし、すべてのインフルエンサーマーケティング会社が外国人インフルエンサーとのアサイン業務を請け負っている訳ではありません。

詳しくは、以下の記事をご一読ください。

「アジア」で人気の外国人インフルエンサー4選

この章では、アジアで人気の外国人インフルエンサーとして、以下の5名をご紹介していきます。

  • Papi酱さん(中国)
  • Molly Chiangさん(台湾)
  • ONUKさん(韓国)
  • Kiraristaさん(タイ)

では順番に見ていきましょう。

なお、中華圏での海外進出を検討されている場合は、以下の記事もご一読ください。

Papi酱さん(中国)

▼Papi酱さんのSNS情報(2024年3月時点)

  • YouTubeチャンネル登録者数:約44.8万人
  • Facebookフォロワー数:約40万人
  • Weiboフォロワー数:約3,119.6万人

最初にご紹介する海外在住の外国人インフルエンサーは、中国で絶大な人気を誇る「Papi酱」さんです。

ネット番組の司会やテレビ番組の助監督などの経歴を持つ「Papi酱」さんは、自身が中国屈指のKOLというだけでなく、KOLのマネジメント事務所「PapiTube」の創設者でもあります。

バラエティを中心にファッション・ペット・子育てなど幅広いジャンルを扱っており、コミカルなトークと演技を交えた独特のユーモアが魅力です。

2020年には広告出演権がオークションにかけられ、2,200万元(当時のレートで約3億4千万円)という破格の値段で落札されて大きな話題となりました。

Molly Chiangさん(台湾)

▼Molly ChiangさんのSNS情報(2024年3月時点)

  • YouTubeチャンネル登録者数:約3.22万人
  • Instagramフォロワー数:約79.6万人
  • Facebookフォロワー数:約37万人

続いてご紹介する外国人インフルエンサーは、台湾の人気ブロガー兼ファッション系インフルエンサーの、「Molly Chiang(モリー・チャン)」さんです。

抜群のスタイルとエキゾチックな容貌を武器に、さまざまなファッションアイテムのタイアップ案件をこなしており、「セレブなファッショニスタ」という地位を確立しています。

スワロフスキーのアンバサダーを務めるなど、世界的な海外ブランドのPRを数多く担当している、知名度の高いインフルエンサーです。

ONUKさん(韓国)

▼ONUKさんのSNS情報(2024年3月時点)

  • YouTubeチャンネル登録者数:約45.5万人
  • Instagramフォロワー数:約44.5万人

「ONUK(オヌク)」さんは、日本語が話せる韓国在住の外国人インフルエンサーを探している企業に人気のインフルエンサーです。

日本で会社員をしていた経歴を持っているため、海外進出とインバウンドの両方に対応できる貴重な人材と言えます。

アパレルブランド「Sisiasaurs」とセレクトショップ「shop onuk」を運営しているだけあって、ファッション系のタイアップ案件が多いものの、料理からペットまでライフスタイル全般の情報を手広く扱っているインフルエンサーです。

Kiraristaさん(タイ)

▼KiraristaさんのSNS情報(2024年3月時点)

続いてご紹介する外国人インフルエンサーは、タイ在住の美容・コスメ系ブロガーでもある「Kirarista(キラリスタ)」さんです。

コスメ・旅行・フードなど日本関連のコンテンツに特化しているのが特徴で、とくに現地では親日家の美容系インフルエンサーとして絶大な人気を誇っています。

日本語が堪能なので、日本のコスメブランドとのタイアップ経験値が高いうえ、海外進出・インバウンドどちらも対応できるのが強みです。

「アメリカ」で人気の外国人インフルエンサー3選

ここからは、アメリカで人気の外国人インフルエンサーとして、以下の5名をご紹介していきます。

  • Kylie Jennerさん
  • Chillroggさん
  • Paige Hathawayさん

順番に解説していきます。

Kylie Jennerさん

▼Kylie JennerさんのSNS情報(2024年3月時点)

アメリカで人気の外国人インフルエンサーとして最初にご紹介するのは、SNSの総フォロワー数が5億4千106万人にものぼる、「Kylie Kristen Jenner(カイリー・クリステン・ジェンナー )」さんです。

10歳の頃から親族と共にリアリティ番組に出演しており、その知名度と人気を活かして18歳でコスメブランド「KYLIE COSMETICS(カイリーコスメティクス)」を立ち上げています。

その結果、経済誌フォーブスの「米国で最も稼いだ女性起業家2018年版」にて、史上最年少で27位にランクインして大きな話題となりました。

SNSで紹介したコスメが一瞬で完売してしまうほど凄まじい影響力を持つKylieさんは、グローバル規模の海外進出を計画している企業さまにとって、理想的なインフルエンサーと言えるでしょう。

Chillroggさん

▼ChillroggさんのSNS情報(2024年3月時点)

「Chillrogg」さんは、アメリカ在住のゲーム系インフルエンサーです。

ゲームの実況もさることながら、青の証明で統一された彼の部屋そのものが、ゲームの世界を彷彿とさせるサイバー仕様になっているのも、人気を集めている要因になっています。

PCやスマホ関連のガジェット商品を紹介するタイアップ案件も豊富で、設定方法やアップグレードされたポイントが参考になったと、多くのフォロワーからコメントが寄せられていました。

Paige Hathawayさん

▼Paige HathawayさんのSNS情報(2024年3月時点)

続いてご紹介する海外在住の外国人インフルエンサーは、アメリカでボディービルダーやフィットネスモデルとしても活躍されている、「Paige Hathaway(ペイジ・ハサウェイ)」さんです。

フィットネス系インフルエンサーの多くはYouTubeに傾向しがちですが、「Paige Hathaway」さんはヘルスケアや美容分野の情報発信に長けているため、実名制のFacebookや美意識が高いユーザーが好むInstagramでの活動に力を入れています。

母親になってからは、妊娠中の体型変化や産後ダイエットに奮闘している様子も投稿されており、1988年生まれの「Paige Hathaway」さんと同性代の女性ユーザーの間で、人気を集めています。

「ヨーロッパ」で人気の外国人インフルエンサー3選

この章では、ヨーロッパで人気の外国人インフルエンサーとして、以下の5名をご紹介していきます。

  • Zoellaさん(イギリス)
  • Jeanne Damasさん(フランス)
  • Chiara Ferragniさん(イタリア)

では順番に見ていきましょう。

Zoellaさん(イギリス)

▼ZoellaさんのSNS情報(2024年3月時点)

  • YouTubeチャンネル登録者数:約1,060万人
  • YouTubeチャンネル登録者数(本名):約494万人
  • Instagramフォロワー数:約925.7万人
  • X(旧Twitter)フォロワー数:約18.68万人
  • Facebookフォロワー数:約208万人

ヨーロッパで人気の外国人インフルエンサーとして最初にご紹介するのは、イギリス在住の「Zoella(ゾエラ)」さんです。

本名「Zoe Sugg(ゾーイ・サッグ)」さんは、イギリスのトップ美容系YouTuberとして10年以上にわたって第一線で活躍しているだけでなく、1週間で7万8,000部も売れるほど著名な小説家でもあります。

日本でも人気のコスメブランド「Zoella Beauty」をプロデュースするなど、実業家としても一目置かれており、イギリスでの知名度・影響力は抜群です。

ちなみに弟の「Joe Sugg(ジョー・サッグ)」さんも、イギリスで人気のエンタメ系インフルエンサーとして活躍しています。

Jeanne Damasさん(フランス)

▼Jeanne DamasさんのSNS情報(2024年3月時点)

  • TikTokフォロワー数:約2.69万人
  • Instagramフォロワー数:約156.3万人

続いてご紹介する外国人インフルエンサーは、フランス在住の「Jeanne Damas(ジャンヌ・ダマ)」さんです。

現地で発行されているファッション雑誌「W」で「史上最も象徴的なフランスの女の子」にランクインし、現代バリジェンヌの代表と形容されるほどの人気を誇っています。

デザイナー・モデル・クリエイティブディレクター・インフルエンサーなど、1人で何役もこなしながら自身のアパレルブランドを立ち上げているため、実業家として成功しているのも注目すべき素質でしょう。

出版したファッション本の版効果も相まって、フランスでの影響力は絶大です。

Chiara Ferragniさん(イタリア)

▼Chiara FerragniさんのSNS情報(2024年3月時点)

最後にご紹介する海外進出向けの外国人インフルエンサーは、イタリア在住の「Chiara Ferragni(キアラ・フェラーニ)」さんです。

フォーブスが選ぶ「2017年度版トップファッションインフルエンサー部門」で、第1位に選ばれた輝かしい経歴を持っています。

ファッションを中心に美容やコスメ、旅行や子供と過ごすイベントの様子なども投稿されているため、ライフスタイルそのものが羨望の的になっている、イタリアを代表する人気インフルエンサーです。

まとめ:人気外国人インフルエンサーをPRに起用してみよう!

この記事では、海外進出に最も適している現地在住の外国人インフルエンサーをご紹介してきました。

海外マーケティングはリーチできる母数が桁違いに多いため、販路拡大にはうってつけのPR戦略です。

その一方で言語や法律の違いから、インフルエンサーの選定が難航するケースも珍しくありません。

Influencer Japanでは、9,000万人を超える業界最大級の海外インフルエンサーネットワークを駆使し、最適な人材をアサインしております。海外進出向けの外国人インフルエンサーをお探しの場合は、ぜひ「Influencer Japan」にご相談ください。

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