ポップアップイベントの企画/設営/運営に強い会社8選!費用相場や開催の流れも解説

ポップアップイベントの設営・運営に強い代理店会社8選!費用相場や開催の流れも解説

ポップアップイベントとは、「期間限定の催し物」全般を指しており、成功すれば売上の向上や新規顧客の獲得、ブランド認知アップなど幅広い成果が期待できます。

ただし、ポップアップイベントを開催するには、場所の選定やスタッフの手配など膨大な準備が必要なため、簡単な作業とは言えません。

そこで今回は、社内にリソースがない企業さまに向けて、ポップアップイベントの設営・運営に強い代行会社をご紹介していきます。

開催する流れについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ポップアップイベントとは?

ポップアップイベントとは、不意に現れる・出現するという意味を持つ「pop up」が名称に含まれている通り、「期間限定の催し物」を指します。

その多くは「催事出店」、つまり主に物販を目的としたポップアップストア(ポップアップショップ)ですが、厳密には以下のすべてがポップアップイベントに該当します。

  • 使い方を実演するデモンストレーションイベント
  • 無料体験コーナー
  • 展示会
  • ファッションショー
  • トークショー
  • ファンの集いや握手会

最近では、影響力の強いインフルエンサーを起用した新商品のリリースイベントや、複数のタレントが共演するコラボイベントなども増えており、大きな成果をあげています。

ここからは、ポップアップイベントについて以下の3項目に分けて解説していきます。

  • 一般的な店舗との違い
  • 開催する流れ
  • 開催する方法

下記の株式会社ハーマンドットのように、ポップアップイベントの企画設営に特化している会社もありますので、依頼をご検討中の場合はご相談ください。

では、順番に見ていきましょう。

一般的な店舗との違い

ポップアップイベントと一般的な店舗との主な違いは、以下の点です。

項目一般的な店舗ポップアップイベント
目的・ゴール設定販売による収益向上マーケティング、ブランディング、生活者調査、販売など多岐にわたる
出店期間可能な限り、長期間にわたって運営を続ける「常設」1日~数週間ほどの「期間限定」で、あらかじめ開催期間を告知する必要がある
立地ターゲット層とマッチした住民の多さ、アクセスの良さ、競合店の少なさなど、長期的な観点から選定通行人の多さ、アクセスの良さ、スペースの広さなど、集客のしやすさで選定
店舗設計商品の選びやすさを重視ブランドの世界観が伝わるかどうかを重視
接客スタイル販売を促すブランド理解の促進やファンを育成するために、コミュニケーションを重視する
顧客体験欲しい商品が安定的に購入できて、新商品との接点も受動的に得られる期間限定という「特別感」が得られる

ポップアップイベントによって消費者にユニークな体験を提供することで、ブランドの話題性づくりやSNSでの拡散が狙えます。

開催する流れ

以下は、ポップアップイベントを開催する一般的な流れです。

  1. 開催する目的、コンセプト、ゴールを設定する
  2. 施策の選定やゲストの有無など、企画を立案する
  3. 出店エリアや施設のリサーチと選定
  4. 店舗デザインとレイアウトの設計
  5. 商品の在庫や人員の確保
  6. スタッフのトレーニング
  7. SNSなどを活用した告知プロモーション
  8. 会場の設営
  9. ポップアップイベントの運営
  10. 撤去作業
  11. 効果検証

ただし、同じポップアップイベントでも展示会とファッションショーとでは、開催までのプロセスや準備すべき事柄がまったく異なります。

ポップアップイベントの設営・運営する際は、目的に合わせた準備が必要です。

開催する方法

企業がポップアップイベントを開催する方法は、大きく以下の2つに分けられます。

  • 企画立案、準備、設営、運営、効果分析のすべてを社内で行う
  • ポップアップイベントの設営・運営に強いイベント会社に外注する

ポップアップイベントは、単純に場所を確保して商品を並べるだけでは成功しません。

新商品のリリースイベントであれば事前の話題性づくり、トークショーであれば司会の手配など、準備すべき事柄が多岐にわたります。

何より、より多くの集客を狙うにはファクトデータに基づいた「精密なマーケティング」が必須です。

社内にリソースがない、あるいは満足できる成果が得られていないのであれば、ポップアップイベントのプロへの依頼を検討してみましょう。

下記の株式会社ハーマンドットのように、ポップアップイベントの企画設営に特化している会社もありますので、依頼をご検討中の場合はご相談ください。

ポップアップイベント設営・運営の費用相場

結論から言うと、ポップアップイベントの費用相場は、目的・期間・扱う商材・規模・開催する施設などによって、大きく変動します。

以下は、ポップアップイベントのタイプ別の費用相場です。

  • 商品やサービスのPRイベント:200万円~500万円
  • 物産展:200万円~300万円
  • 展示会のブース出展:80万円~150万円
  • ドリンクの試飲イベント:20万円~100万円

ポップアップイベント設営会社へ支払う料金は、「手数料」や「プランニングフィー」などの項目で計上され、イベントのタイプによって10万円~数百万円までさまざまです。

そのため、ポップアップイベントを開催する際は、相見積もりを取って比較した方が良いでしょう。

ポップアップイベントのメリット

企業がポップアップイベントを開催する主なメリットは、以下の5点です。

  • 認知拡大につながる
  • 顧客と直接コミュニケーションできる
  • 販売促進や売上向上に役立つ
  • 常設店舗よりも低コストで実施できる
  • テストマーケティングに活用できる

順番に解説していきます。

認知拡大につながる

ポップアップイベントの認知拡大効果は、多くの事例で証明されています。

「期間限定」「ここでしか買えない、体験できない」といったポップアップイベントならではの特別感は、開催エリアのコミュニティに限らず、SNSや大手メディアでも注目を集めやすいのです。

とくにSNSで拡散された場合の影響力は絶大なので、開催前の告知プロモーションでSNSを主軸にし、戦略的に話題づくりを行っている企業が大半を占めています。

実際、以下のような企画・演出によって注目を集めたブランドや商品は、認知度が短期間で向上しているのです。

  • SNS映えを意識したフォトジェニックな展示や内装
  • 参加者限定のハッシュタグキャンペーン
  • 有名インフルエンサーのゲスト出演

また、ポップアップイベントはアサインしていないインフルエンサーが自主的に足を運んでくれるケースも多く、自然な形でブランドや商品が紹介・拡散された結果、偶発的に認知度がアップすることも珍しくありません。

顧客と直接コミュニケーションできる

ポップアップイベントは、企業にとって自社ブランドの顧客と直接コミュニケーションが図れる絶好の機会です。

売れ筋商品やセットで購入されているアイテムなどは、POSレジや在庫管理データなどで把握することができます。

一方、お客様が商品を手に取った時のリアルな反応などは、数値データから読み取れません。

まずは、お客様の反応を注意深く観察したうえで、以下の質問例を参考に生の声を集めてみましょう。

  • 気に入ったポイントは?
  • 使ってみた感想は?
  • 追加して欲しいサイズや色は?
  • あったら嬉しい商品は?

アンケートの記載は面倒でも、1分ほどの対面であれば気軽に回答してくれる人も少なくありません。

自社商品について直接ヒアリングできるポップアップイベントは、以下のような成果を生み出してくれます。

  • 今後の商品開発のヒントになる
  • 専門スタッフが対面で商品説明を行うことで、ブランドの誠実さがお客様に伝わる
  • 既存顧客との信頼関係が深まる
  • 新たなファンの獲得

販売促進や売上向上に役立つ

ポップアップイベントは、自社商品の魅力を直接お客様にアピールできる貴重な機会です。

実際、多くの企業がポップアップイベントで販売促進や売上向上に成功しています。

売上を向上させるには、期間限定という特別感を最大限に活かすことがポイントです。

たとえば、以下のような施策を組み合わせることで、より売上を伸ばすことができます。

  • 限定商品の販売
  • 参加者限定の割引
  • オンラインストアへの誘導

とくにおすすめしたいのが、オンラインストアへの誘導です。

オンラインストアへの導線を設定・アナウンスすることで、ポップアップイベント閉店後も継続的な売上アップが狙えます。

常設店舗よりも低コストで実施できる

常設店舗よりも低コストで実施できるのも、ポップアップイベントの代表的なメリットです。

常設店舗を開店すると、テナントの賃貸料や人件費が年単位で発生します。

テナントによっては、契約時の敷金・礼金が3カ月から6カ月ほど発生するケースもあり、初期費用が大きな負担になりがちです。

もちろん、ポップアップイベントの開催時もテナントの賃貸料や人件費はかかりますが、出店期間がごく短期なため、常設店を開店するよりもはるかに割安の経費で済みます。

ただし、空間設計や店舗デザインを豪華にしたりキャスティングするインフルエンサーの人数が多すぎたりすると、短期開催のポップアップイベントであっても費用が高額になるため、注意が必要です。

ポップアップイベントをプロに外注する際は、コストを抑えつつ大きな効果をあげられる代理店を選びましょう。

テストマーケティングに活用できる

ポップアップイベントを開催する目的は、販売やブランドの認知度向上だけではありません。

以下のようなテストマーケティングにも適しており、お客様のリアルな反応が確認できる分、アンケートよりも精度の高い調査が可能です。

  • 新商品の需要調査
  • ターゲット層の反応調査

直接お客様の意見を収集することで、商品の改良や販売戦略の立案、さらには次にリリースする新商品の開発にも役立ちます。

ポップアップイベントのデメリット

何かとメリットばかりが注目されがちなポップアップイベントですが、少なからず弱点もあります。

ポップアップイベントを開催する際は、以下のデメリットについても把握しておきましょう。

  • 短期間で成果を出す必要がある
  • 天候や外部要因に左右されやすい
  • 準備期間が限られている
  • 人気のスペースは競争が激しい
  • コストが予想以上にかかる場合がある

順番に解説していきます。

短期間で成果を出す必要がある

期間が限られているポップアップイベントの成否は、オープン直後の初動でほぼ決まります。

常設店をオープンした場合、徐々に集客や売上を伸ばす「慣らし期間」を設けられますが、開催日数が限られているポップアップイベントには時間的な猶予がありません。

そのため、開催前の準備が不十分だと集客できないまま期限切れになる可能性が高いのです。

オープン直後の初動で十分に集客するには、開催前の告知を早めにスタートさせるなど、周到な下準備が欠かせません。

天候や外部要因に左右されやすい

天候や外部要因に左右されやすいのも、ポップアップイベントの大きなデメリットです。

なかには、集客が想定を下回ったり中断を余儀なくされたりと、大失敗に終わったケースもあります。

しかも、天候に左右されるのは屋外スペースだけでなく、屋内スペースも同様です。

雨天や大雪の日は、たとえ開催場所が屋内であっても客足が遠のきますし、自然災害が発生した場合はポップアップイベント自体を中止しなければなりません。

天候やイベントスペースの環境要因による影響を避けるには、以下のような対策が有効です。

  • オンラインイベントなど、天候に左右されにくい代替案を用意しておく
  • 雨よけのパラソルや傘カバーなど、対応策を準備しておく

ポップアップイベントをSNSでライブ配信するハイブリット形式であれば、突然の悪天候でも簡単にオンラインイベントのみに切り替えることができます。

また、自然災害や火災などに備えて、お客様を安全なエリアに誘導するマニュアルも用意しておきましょう。

準備期間が限られている

ポップアップイベント準備期間は、常設店舗よりもはるかに短いのが一般的です。

SNSなどの時流に乗って急遽開催する場合は、1週間足らずしか準備期間を確保できないこともあります。

ごく短期間で企画立案や会場の選定、ブースの設営やスタッフ教育などの準備をすべて整えるには、計画的な進行が欠かせません。

以下2つの対策を講じておけば、事前告知のタイミングが遅くて十分に集客できない、あるいは内装工事が遅延して商品が搬入できないなど、進行の不手際で発生する被害を回避することができます。

  • あらかじめ綿密な進行計画を立てておく
  • 作業工程の優先順位を付ける

人気のスペースは競争が激しい

優良スペースを確保できれば、ポップアップイベントの成功率は格段にアップします。

ただし、ポップアップイベントに適しているスペースは多くの企業が狙っているため、常に競争率が高いのが実情です。

とくに以下のようなスペースはポップアップイベントの開催地として人気が高く、なかには予約が数か月前から埋まっていることも珍しくありません。

  • 駅近の商業施設
  • 人通りの多い商店街のレンタルスペース

会場選びは、企画段階で真っ先にとりかかるのが定石です。

コストが予想以上にかかる場合がある

前述した通り、ほとんどのポップアップイベントは常設店舗よりも少ない予算で開催することができます。

ただし、以下のようなポップアップイベントはコストが予想を上回る場合があるため、注意が必要です。

  • 空間設計や店舗デザインを、有名設計士やデザイナーに特注する
  • 大物タレントやメガインフルエンサーとのコラボレーション
  • 規模が大きく、大勢のスタッフを雇っている
  • 世界規模のオンラインイベントと組み合わせたハイブリット型

ポップアップイベントを予算内で開催するには、目的に応じて優先順位をつけて無理のないスケールにとどめることが重要です。

ポップアップイベントの主な種類

ポップアップイベントを大きく分類すると、以下の4種類に分けられます。

  • 体験提供型イベント
  • コラボ企画型イベント
  • シーズン企画型イベント
  • 展示企画型イベント

ここからは、上記4種類のポップアップイベントにはそれぞれどのような特徴があるのか、個別に解説していきます。

体験提供型イベント

体験提供型のポップアップイベントとは、消費者が直接商品やサービスに触れて、その魅力を体験するイベントのことです。

主に新商品をリリースしたタイミングで開催されることが多く、以下のような企画が該当します。

  • コスメやファッションなど、新商品を実際に試してもらう
  • 最新シリーズのドリンクを無料でサンプリングして試飲してもらう
  • 電子タバコなど、新しいガジェット製品を試してもらう

体験提供型のポップアップイベントは、商品やサービスの魅力を実感して貰えるのが強みです。

コラボ企画型イベント

コラボ企画型のポップアップイベントとは、消費者に対して絶大な影響力を持つタレントやインフルエンサー、クリエイターなどをゲストに招くイベントのことです。

集客パワーが優れている人物とのコラボレーション企画をメインにすることで、拡散されやすい話題づくりになるのはもちろん、これまでブランドに興味を持っていなかった新規顧客の開拓にも繋がります。

最近では、同業他社の代表者や異なる分野のブランドとのコラボも人気を集めており、客層が拡大する可能性を秘めています。

シーズン企画型イベント

シーズン企画型のポップアップイベントは、季節のイベントに合わせて開催されるのが特徴です。

とくに、以下のような季節のイベントにあわせて開催されるケースが多く、SNSで拡散されやすいという大きなアドバンテージがあります。

  • お正月
  • バレンタイン
  • 七夕
  • ハロウィン
  • クリスマス

シーズン企画型のポップアップイベントは、内装やフォトブースで世界観を演出しやすく、集客効果も群を抜いています。

展示企画型イベント

展示企画型のポップアップイベントとは、文字通りブランドや商品の展示をメインにしたイベントです。

アニメの原画展やスポーツ選手の関連アイテムを展示する会、ファッションブランドのシリーズ展示など幅広い業界が開催しています。

さらに、商品そのものと物作りの工程をセットで紹介したり、年次順に並べて進化の過程を視覚的に伝えたりするイベントも好評です。

展示企画型のポップアップイベントは、展示物を通してブランドの世界観やストーリーを来場者に伝えたい企業に選ばれています。

ポップアップイベントを開催できる場所

ポップアップイベントは、アイデア次第でさまざまな場所・スペースで開催することができます。

なかでも、とくに人気なのは多くの集客が見込める以下のような開催場所です。

  • 商業施設
  • レンタルスペース・イベントホール
  • カフェや書店など既存店舗の一部利用

順番に解説していきます。

商業施設

ポップアップイベントに適している開催場所といえば、何と言っても駅ビルやショッピングモールなどの商業施設でしょう。

商業施設には以下のようなメリットがあり、多くの企業が競って予約を取る激戦区です。

  • 自然と人が集まりやすく、日常的に来客数が多い
  • 買い物客が立ち寄ってくれる可能性が高い
  • 幅広い年齢層や属性の人々に、まとめてリーチできる
  • 設備が整っているため、会場設営がしやすい
  • 実績が豊富なため、施設側のサポートが受けられることもある
  • 非難ルートが確定しているため、安全性が高い

ただし、商業施設が独自で定めた出店ルールを遵守する必要があるうえ、内装やブース設営にも一定の制限が設けられているため、演出の自由度は低めです。

レンタルスペース・イベントホール

以下のようなメリットから、多くの企業がポップアップイベントの開催場所としてレンタルスペースやイベントホールを選択しています。

  • 幅広い用途での使用が認められている
  • 内装などのルールが限定的
  • 照明、装飾、レイアウトなどをアレンジしやすい
  • 椅子やテーブルなど、設備のレンタルが可能
  • 大小さまざまな規模から選べる

商業施設ほど内装などのルールが厳しくないため、ブランドの世界観を自由に演出したい企業に最適です。

ただし、レンタル料金が立地によって大きく異なるため、複数の候補を実際に見て回るなど、念入りな事前リサーチが欠かせません。

カフェや書店など既存店舗の一部利用

カフェや書店など、既存店舗の一部をレンタルするのも有効な手段です。

店舗の一角にポップアップイベント用のブースを設ける方法には、以下のようなメリットがあります。

  • 既存店舗の顧客にPRできる
  • 自社商品との親和性をジャッジしやすい
  • 既存店舗とのコラボ商品の開発

とくに、コラボ商品を開発するハードルが低いのは、既存店舗の一部をレンタルする場合の大きな強みです。

カフェであれば限定メニューや食器のコラボ商品、書店であればノベルティグッズをコラボ制作するなど、アイデア次第でさまざまな企画を立てることができます。

その一方で、カフェや書店など既存店舗の一部をポップアップイベント用に借りる場合は、以下のようなデメリットがあることも考慮しておきましょう。

  • 使えるスペースが小さい
  • 内装やブース設営の制約が厳しい
  • 飲食NGなど、レンタルできない業種もある

ポップアップイベントの設営・運営に強い代理店会社8選!

この章では、ポップアップイベントの設営・運営に強い代理店会社として、以下の8社をご紹介していきます。

  • 株式会社ハーマンドット(Herman Dot)
  • 株式会社バルーン(BALLOON)
  • 株式会社フロンティアインターナショナル(FRONTIER INTERNATIONAL)
  • 株式会社ヒッツカンパニー(HITScompany)
  • 株式会社スリールアーク(sourirearc)
  • 株式会社ワールドプラットフォームサービス
  • 株式会社ウィルオブ・ワーク(WILLOF WORK)
  • ネクソース株式会社(Nexsource)

ここからは、上記の8社について個別に解説していきます。

ちなみに、以下の記事でもポップアップイベントに対応しているイベント会社をご紹介していますので、併せて参考にしてください。

株式会社ハーマンドット(Herman Dot)

株式会社ハーマンドット(Herman Dot)

出典:株式会社ハーマンドット(Herman Dot)

▼株式会社ハーマンドットの強み

  • まるごと依頼できる手厚いサポート
  • 企画力やセンスがずば抜けている
  • モデル・タレント・インフルエンサーのキャスティングにも強い
  • 連携できる専門部署が豊富
  • 企画立案から当日の運営まで、最短2週間で対応
  • SNSプロモーションや広告運用などを駆使した、集客力が抜群
  • 予算に合わせたプランニングを提案

初めてポップアップイベントを開催する企業や、モデル・タレント・インフルエンサーなどの有名人をキャスティングして、集客アップを狙いたい企業におすすめしたいのが、株式会社ハーマンドットです。

すべての業務をワンストップで対応するのはもちろん、マーケティングのプロとSNS運用のプロがタッグを組んでサポートするため、多くの事例で高い集客力を発揮しています。

イベントの企画力やセンスもいいので、世界観のあるポップアップなどでもうまく表現した設営をしてくれます。

また、キリンビールのイベントでは3日前依頼で120人のモデルやインフルエンサーやを呼んだり、TIRTIRでは200名以上のインフルエンサーを呼んだりとモデルやインフルエンサーのキャスティングにも長けています。

全てを丸投げで任せるのであれば株式会社ハーマンドットがおすすめです。

対応エリア首都圏が中心
実績・キリンビール新商品リリースイベント
・TIRTIRポップアップイベント
・FILAポップアップイベント
・HIROKO KOSHINO 新ブランド POPUPイベント
事業内容・イベント運営
・インフルエンサーマーケティング
・キャスティング・プロデュース
・SNSアカウント運用
・SNS広告運用
・動画制作
・写真素材提供
・SEO対策
・WEB制作
・WEB広告運用
・メディア運営
お問い合わせ先TEL:03-6455-3088(平日10:00~19:00)
資本金5000万円
所在地〒150-0044
東京都渋谷区円山町19-1 渋谷プライムプラザ3階
設立2018年4月13日

株式会社バルーン(BALLOON)

株式会社バルーン(BALLOON)

出典:株式会社バルーン(BALLOON)

▼株式会社バルーンの強み

  • ファッション系のポップアップイベントが得意
  • 単純なアドバイスではなく、戦略会議の現場に入り込み密なサポート
  • ファッション販売員の育成のプロが、スタッフのトレーニングをしてくれる

株式会社バルーンは、ファッション系に特化したイベントに強いポップアップポップアップ運営代行会社です。

某中国アパレルCEOへの営業コンサルティングや海外ブランド支援事業も行っているため、訪日外国人向けのポップアップイベントの設営・運営に向いています。

対応エリア要相談
実績非公開
事業内容・セレクトショップ運営
・企業向け経営コンサルティング
・企業向け運営代行
・販売員教育、トレーニングの実施
・催事、ポップアップストア運営代行
問い合わせ先TEL:03-6434-5038
所在地〒151-0051
東京都 渋谷区千駄ケ谷3-11-3 コーポ南207号室
設立2015年03月24日

株式会社フロンティアインターナショナル(FRONTIER INTERNATIONAL)

株式会社フロンティアインターナショナル(FRONTIER INTERNATIONAL)

出典:株式会社フロンティアインターナショナル(FRONTIER INTERNATIONAL)

▼株式会社フロンティアインターナショナルの強み

  • 物件調査から運営までトータルサポート
  • 会場の設営や内外装の施工によって、ブランドの世界観を演出
  • キッチンカーイベントや食フェス出展サポートなど、フード系のポップアップイベントに強い
  • e-sportsイベントにも対応

続いてご紹介するのは、国内外で年間約2,000件を超えるイベントを手掛けている、株式会社フロンティアインターナショナルです。

スペースプロモーション専門の部署を設けているため、ブースデザイン設計・設営によって作り出す「体験空間」に定評があります。

ポップアップイベントと連携できる関連部署が多いのも、株式会社フロンティアインターナショナルが選ばれている理由です。

対応エリア日本全国および海外
実績・GODIVA 2021 「クリスマス特別ラッピングカー『ゴディバ クリスマスバン』」
・喰種レストラン(東京喰種の映画公開を記念してオープンした、期間限定の体験型レストラン)
事業内容▼プロモーションの企画・制作・運営
・イベントプロモーション
・デジタルプロモーション
・スペースプロモーション
・PR
・オンラインイベント
・事務局
・人材派遣
・セールスプロモーション
・海外プロモーション
問い合わせ先・東京本社 渋谷オフィス TEL:03-5778-3500
・名古屋オフィス TEL:052-209-7900
・大阪オフィス TEL:06-6457-0020
・福岡オフィス TEL:092-725-5253
所在地▼本社
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-3-5 NBF渋谷イースト MAP
※他、名古屋/大阪/福岡に拠点あり
設立1990年6月

株式会社ヒッツカンパニー(HITScompany)

株式会社ヒッツカンパニー(HITScompany)

出典:株式会社ヒッツカンパニー(HITScompany)

▼株式会社ヒッツカンパニーの強み

  • 首都圏から地方まで、日本全国に対応
  • 仲介および出店実績が、累計10万件超え
  • 業界TOPクラスの全国20,000以上の催事スペースと連携
  • コラボレーション企画にも対応

続いてご紹介するのは、ポップアップイベントと商業施設のマッチング精度に優れている、株式会社ヒッツカンパニーです。

紹介できるスペースが全国2万件以上にものぼるのは、ポップアップイベントを開催したい企業と使っていないスペースを有効活用したいオーナーの仲介業務に特化した、「スペースコンシェルジュ」を運営しているからでしょう。

物販催事事業やイベントプロモーション、スペースコンサルティングや人材派遣、物品レンタルといったポップアップイベントの開催に必要な事業が社内に揃っているのも、株式会社ヒッツカンパニーの特徴です。

対応エリア全国
実績・累計10万開催を超える仲介、出店実績
事業内容▼プロモーション/セールス
・イベントプロモーション事業
・セールスアウトソーシング事業
・テレマーケティング事業
・物販催事事業
▼ソリューション
・スペースコンサルティング事業
・レンタル事業
・法人ソリューション事業
▼総合人材サービス
・人材派遣・人材紹介事業
・アウトソーシング(業務委託)事業
・人財開発事業
▼アライアンス
・パートナー事業
問い合わせ先・東京本社 TEL:03-5358-9203(平日9:00~18:00)
・大阪本社 TEL:06-6484-9820(平日9:30~18:30)
所在地▼東京本社
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-19-1 ビッグス新宿ビル 10F
▼大阪本社
〒540-0012
大阪府大阪市中央区谷町3-1-18 NS-21ビル 7F
設立2009年3月

株式会社スリールアーク(sourirearc)

株式会社スリールアーク(sourirearc)

出典:株式会社スリールアーク(sourirearc)

▼株式会社スリールアークの強み

  • フード関連のポップアップイベントに必要なあらゆる人材を、自社で手配
  • 「売り上げの動向」や「在庫数の推移」を毎日報告
  • フード業界のプロが行った商品リサーチを基に、成功率の高い催事のプランニングを提案

株式会社スリールアークは、フード系のポップアップショップや常設店舗に特化している運営代行サービス会社です。

エリアや開催スペースの「購買層嗜好データ」を基にしたマーケティングによって、ターゲットに合わせた出店日時・時間などを提案しています。

フード業界のプロが企画立案・設営・運営をまとめて代行しているため、衛生面でのサポートも万全です。

対応エリア全国
実績・JR東日本リテールネット様
・JR東日本ステーションリテイリンク様
・株式会社阪急阪神百貨店様(梅田、西宮、博多)
・近畿日本鉄道株式会社様
事業内容・有料紹介派遣事業
・販売・運営 代行(請負)サービス
・フード業界専門コンサルティング
・通訳・翻訳サービス
問い合わせ先・東京本社 TEL:03-6822-3414
・大阪営業所 TEL:06-7713-2619
※電話受付:平日9:00~18:00
所在地▼本社
〒141-0022
東京都品川区東五反田4-9-2 東五反田KBビル5階
▼大阪営業所
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-6-20 パシフィックマークス西梅田4階
設立2016年7月1日

株式会社ワールドプラットフォームサービス

株式会社ワールドプラットフォームサービス

出典:株式会社ワールドプラットフォームサービス

▼株式会社ワールドプラットフォームサービスの強み

  • ニーズに合わせた空間デザインと全体のVMD設計
  • 企画立案、準備、設営、運営、撤去作業までの一連の業務をまとめてサポート
  • 契約、家賃交渉、進行管理など、煩雑な業務もまとめて代行
  • 日本全国の百貨店やSCの中から、最適な出店先を選定

株式会社ワールドプラットフォームサービスは、「店舗開発×空間創造×販売代行」で

ポップアップストアの出店を一括サポートしている会社です。

ワールドグループが1959年に創業して以降、60年にわたって培ってきた衣・食・住・遊のビジネスノウハウがベースになっているため、信頼性は申し分ありません。

「空間設計・店舗デザイン」を手掛ける専門部署を備えているため、こだわりのポップアップショップを設営したい企業におすすめです。

ちなみに、同社が展開する環境をテーマにしたPOPUP型ストア「246st.MARKET」は、日本空間デザイン賞2021「サステナブル空間賞」を受賞しています。

対応エリア全国
実績・香港発バッグブランド「CAFUNÉ」NEWoMan横浜 期間限定ショップ出店・運営
・香港発バッグブランド「CAFUNÉ」阪急うめだ本店 期間限定ショップ出店・運営
・「Oh!Baby」ポップアップストアの空間・店舗デザイン
事業内容・空間設計
・店舗デザイン
・VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)
・グラフィックデザイン
・海外への卸/販路開拓代行
・ポップアップストアの出店、運営
問い合わせ先TEL:(平日10:00~19:00)
所在地▼本社
〒650−8585
神戸市中央区港島中町6−8−1 ワールド本社ビル
▼東京オフィス
〒107−8526
東京都港区北青山3−5−10 ワールド北青山ビル
〒108−0073
東京都港区三田3−13−16 三田43MTビル 5F
設立1959年1月13日

株式会社ウィルオブ・ワーク(WILLOF WORK)

株式会社ウィルオブ・ワーク(WILLOF WORK)

出典:株式会社ウィルオブ・ワーク(WILLOF WORK)

▼株式会社ウィルオブ・ワークの強み

  • 全国69拠点のネットワークを保有しているため、各エリアの特性を深く理解している
  • 販売力に長けた人材を派遣してくれる
  • コンプライアンスを徹底した管理体制

最後にご紹介するポップアップイベントの設営・運営に強いイベント会社は、人材派遣を主力とする株式会社ウィルオブ・ワークです。

株式会社ウィルオブ・ワークは、東証プライム上場企業であるウィルグループのグループ会社で、リアル店舗の問題解決などさまざまな販売現場で培ってきたメソッドを、ポップアップショップに役立てています。

対応エリア全国69拠点
実績・株式会社ワールドパーティー:アパレルブランドの認知向上
事業内容・人材派遣・紹介予定派遣事業
・業務委託・請負運営事業
・人材紹介事業
・コンサルティング事業
・外国人就労支援事業
問い合わせ先TEL:0120-83-2525(平日10:00~19:00)
所在地〒160-0022
東京都新宿区新宿三丁目1番24号 京王新宿三丁目ビル3階
設立・1997年1月29日:株式会社セントメディアとして創業
・2019年10月1日:株式会社ウィルオブ・ワークに社名変更

ネクソース株式会社(Nexsource)

ネクソース株式会社(Nexsource)

出典:ネクソース株式会社(Nexsource)

▼ネクソース株式会社の強み

  • 10年以上にわたって、あらゆる商品の催事出店を全国で展開してきた実績
  • 全国に60社を超える販売・代理店を構えている
  • 全国で一斉に開催する、大規模ポップアップイベントにも対応

ネクソース株式会社は、拠点のない地域への販路拡大を得意とする、営業代行会社です。

商品の売り上げやサービスの契約に特化しており、都市部から地方へ、地方から東京へ、海外から日本へ向けて販路を拡大するために、ポップアップイベントをフル活用しています。

商材を用意するだけで、他の業務はすべて一任することができます。

対応エリア全国
実績・FW1(カーワックス):デモ販売の爆発的ヒットで、日本での知名度はゼロから売り上げ300万本突破
・ソフトバンク光:一年間で13,000件の新規顧客を獲得
事業内容・営業代行
・販売支援ソリューション
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京都市下京区河原町通五条下る583−3
設立1997年5月22日

まとめ:ポップアップイベントの設営・運営に長けている代理店会社への依頼を検討しよう!

この記事では、ポップアップイベントの設営・運営に強い代理店会社についてご紹介してきました。

ポップアップイベントを開催するには、企画の立案や現地のマーケティング、会場の設営や運営スタッフの手配など、必要な作業が膨大です。

その点、専門の代行会社であれば、すべての工程が滞りなく進むだけでなく、成果を最大化するノウハウやトラブルが発生した時の対処法も熟知しています。

ポップアップイベントの設営・運営に長けている代理店会社を選ぶ際は、ぜひ本記事でご紹介した情報をお役立てください。

下記の株式会社ハーマンドットのように、ポップアップイベントの企画設営に特化している会社もありますので、依頼をご検討中の場合はご相談ください。

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おすすめの代理店

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株式会社ハーマンドット

マッチング型

expaus(株式会社Lxgic)

XBUZZ(株式会社エックス)

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