食レポに強いグルメ系インフルエンサーとは?おすすめのインスタグラマーも紹介

グルメ系インフルエンサーの中でもとくに高い需要を誇っているのが、Instagramで食レポを投稿しているインスタグラマーです。

そこで今回は、食レポに強いグルメ系インスタグラマー9選を、タイアップ事例と併せてご紹介していきます。

飲食店がインフルエンサーを活用すべき理由についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

食レポに強いグルメ系インフルエンサーとは?

食レポに強いグルメ系インフルエンサーとは、飲食店のメニューに特化したレビューを投稿しているインフルエンサーのことです。

以下のように、オリジナル性が高いほど人気があります。

  • カフェなど、特定の店舗に特化している
  • パンケーキやラーメンなど、特定のメニューに特化している
  • B級グルメなど、特定のジャンルに特化している
  • ご当地グルメなど、特定の地域に特化している

食レポに強いグルメ系インフルエンサーにPRを依頼する際は、以下の記事も参考にしてください。

飲食店がインフルエンサーを活用すべき理由

なぜ多くの飲食店がインフルエンサーを起用したPRプロモーションを展開しているのか、その理由は以下のようなメリットが得られるからです。

  • 集客に繋がる話題づくりになる
  • リアルな美味しさをPRできる
  • SNS上で拡散が見込める
  • 新規顧客の獲得に繋がる
  • お取り寄せ商品の需要増加が期待できる
  • 店舗やメニューのブランディングになる
  • 訪日外国人の集客にも効果的

消費者から信頼されているインフルエンサーの投稿は、「信用できるファクト情報」として認知されるため、従来の広告よりも集客・売上に繋がりやすいのです。

また、「食は旅行の醍醐味」と言われるだけあって、訪日外国人観光客を対象にしたインバウンド対策としても大きな成果が見込めます。

インフルエンサーを起用するメリットやインバウンド向けのタイアップ事例については、以下の記事を参照してください。

食レポに強いグルメ系インフルエンサーと相性が良いSNS

以下の通り、SNSとの相性は食レポの対象商品によって異なります。

  • 女性好みのメニュー:Instagram
  • 端的に魅力を伝える:Tiktok
  • 旅行や観光地の情報とミックスする:YouTube
  • フェスやビアガーデンなど、情報の鮮度を重視する情報:X(旧Twitter)

とくに盛り付けの美しさを売りにしているメニューは、インスタグラムとの相性が抜群です。

ちなみに、インスタグラマー(インフルエンサー)の選び方については、以下の記事で詳しく解説しております。

食レポが得意なグルメ系インスタグラマー9選!

この章では、食レポが得意なグルメ系インスタグラマーとして、以下の9名をタイアップ事例と併せてご紹介していきます。

  • ゆうとグルメ/毎日甘いもの食べたいさん(約128.9万人)
  • ウルフ 【バズグルメクリエイター】さん(約123.1万人)
  • 東京コスパグルメ/関東グルメさん(約58.9万人)
  • フォーリンデブはっしー / 橋本陽さん(約29.5万人)
  • 【リーマングルメ】東京ランチさん(約10.2万人)
  • はなとも さん(約9.9万人)
  • あんころ♡関西グルメさん(約9.7万人)
  • 激辛グルメ🌶西谷美希さん(約4万人)
  • ひで@孤高の千葉グルメさん(約3.2万人)

では早速、順番に解説していきます。

なお、以下の記事でも食レポが得意なグルメ系インフルエンサーのタイアップ事例をご紹介していますので、併せて参考にしてください。

ゆうとグルメ/毎日甘いもの食べたいさん(約128.9万人)

▼ゆうとグルメさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:yuuuuto38
  • フォロワー数:約128.9万人

最初にご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、東京・京都・大阪を中心におすすめ飲食店を紹介されている「ゆうとグルメ/毎日甘いもの食べたい」さんです。

男性インスタグラマーにもかかわらず、スイーツ系のコンテンツをメインにし、実に128.9万人以上ものフォロワーを獲得しています。

男性だけど甘い物が好き、だけど恥ずかしいから知られたくない…、というニーズをガッチリと捉え、むしろ男性目線のレビューを数多く投稿されています。

ゆうとグルメさんのタイアップ事例

上記の投稿は「ゆうとグルメ」さんと、「BOTTA COFFEE」のタイアップ事例です。

あえてリール動画で調理している工程を撮影することで、見ているだけで期待感が膨らむ仕掛けを仕込んでいます。

ほとんどの飲食店は調理中の撮影を認めていないため、このシーンだけでも「ゆうとグルメ」さんとクライアントが良好な関係性を築いていることが伺えます。

デコレーティングやホットケーキにナイフを入れた瞬間など、視覚的な仕掛けが随所に散りばめられているからこそ、見応えのあるコンテンツに仕上がっているのでしょう。

ウルフ 【バズグルメクリエイター】さん(約123.1万人)

▼ウルフさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:wolf.0313
  • フォロワー数:約123.1万人

最初にご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、年間1,000店舗を食べ歩いている「ウルフ 【バズグルメクリエイター】」さんです。

「ウルフ【正直食レポ】東京グルメ」から改名後もその信条は変わらず、率直な食レポを継続されています。

東京を中心に全国の飲食店とタイアップしており、スイーツ・メインディッシュ・ご当地グルメなど、ジャンルを問わずオールマイティに扱っているのが特徴です。

SHIBUYA109の公式SNS運用を担当していた経歴に加え、インスタマーケティングの本を出版するなど、長期的なコンバージョンに繋がるノウハウを熟知しているのも、ウルフさんならではの強みでしょう。

インスタ123.1万人、TikTok160万人、YouTube22.4万人など、実に300万人を超える総フォロワー数を獲得しているため、リーチ力の高いメガインフルエンサーを探している飲食店におすすめです。

ウルフさんのタイアップ事例

上記の投稿は「ウルフ」さんと、フルーツサンドで有名なカフェ「下北果実」のタイアップ事例です。

商材であるパングラタンの中からゴロゴロの牛タンをスプーンですくい上げる様子を収めたリール動画からは、リアルなトロフワ感が伝わってきます。

いちごMIXパフェとセットで紹介することで、全国の農家さんから直送された旬のフルーツを使ったスイーツをメインメニューにしている下北果実さんの特徴も強調されています。

このほか、以下のタイアップ案件も「ウルフ」さんの担当です。

  • 韓国料理 9″36(ギュウサム)
  • ビョルジャン新大久保
  • 蔵出し焼き芋かいつか
  • 東京ソラマチ秋のスイーツフェア

東京コスパグルメ/関東グルメさん(約58.9万人)

▼東京コスパグルメさんのインスタ情報(2024年6月時点)

2人目にご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、地域特化型の「東京コスパグルメ/関東グルメ」さんです。

東京だけでなく、以下エリアの専門インスタアカウントも設けており、いずれもコスパ重視の食レポがメインになっています。

SNS総フォロワー100万人超えのメガインフルエンサーなうえ、めざましテレビやラーメンWalkerといったメディア出演も積極的に行っているため、知名度は申し分ありません。

東京コスパグルメさんのタイアップ事例

上記の投稿は「東京コスパグルメ」さんと、カジュアルビストロレストラン「星空サンシャインTOKYO」のタイアップ事例です。

インスタ映えするメニューを1つ1つ丁寧に紹介しているだけでなく、お店の最大の「売り」である幻想的な内装にクローズアップすることで、女性客に加えデートスポットとしてカップルの集客も期待できます。

このほか、以下のタイアップ案件も「東京コスパグルメ」さんの担当です。

  • 新宿食肉センター極
  • 伊まる(居酒屋)
  • 신촌카페 SHINCHŌN CAFĒ

フォーリンデブはっしー / 橋本陽さん(約29.5万人)

▼フォーリンデブはっしーさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:fallindebu
  • フォロワー数:約29.5万人

続いてご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、横浜中華街で史上初の大使に任命された「フォーリンデブはっしー / 橋本陽」さんです。

「フォーリンデブはっしー」さんは東京と横浜の2拠点をベースに、北海道から沖縄まで全国の飲食店、さらにお取り寄せグルメの食レポを手掛けています。

全国10,000軒以上を自腹で食べ歩いた実績から、総務省の地域力創造アドバイザーや農水省の国産食材アンバサダーにも任命され、メディア露出度の高さも抜群です。

とくに、男性に人気のガッツリ系メニューの食レポを得意とするグルメ系インスタグラマーです。

フォーリンデブはっしーさんのタイアップ事例

上記の投稿は「フォーリンデブはっしー」さんと、北海道産ウニの名産地「余市町」のタイアップ事例です。

前年に引き続き、2023年度版ふるさと納税のコラボ商品として「うにくまぜまぜごはん」を考案しています。

ちなみに前年のコラボ商品は、余市町の人気ランキング1位を獲得し、品切れになるほどの人気でした。

前年の失敗を踏まえ、2023年度は十分な在庫を確保して臨んでいます。

このほか、以下のタイアップ案件も「フォーリンデブはっしー」さんの担当です。

  • Japan Mobility Show(旧: 東京モーターショー):グルメ総合プロデューサー
  • ホテルニューオータニ東京×プリマハム:新コラボメニューの監修
  • デリバリー専門のから揚げ店「から揚げの革命」:店舗監修&新商品開発

【リーマングルメ】東京ランチさん(約10.2万人)

▼リーマングルメさんのインスタ情報(2024年6月時点)

続いてご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、都内の昼食メニューに特化している「【リーマングルメ】東京ランチ」さんです。

新卒4年目の金融営業マンである「【リーマングルメ】東京ランチ」さんは、男性に人気のラーメン・丼物・お肉系といったボリューミーかつコスパの高いランチの食レポをメインに投稿されています。

サムネイルに新橋や赤坂などを文字入れすることで、視聴者が特定のエリアを簡単に検索できるように工夫されているのが特徴です。

リーマングルメさんのタイアップ事例

上記の投稿は「リーマングルメ」さんと、渋谷センター街に店舗を構えている高コスパ焼肉店「和牛焼肉食べ放題 武田」のタイアップ事例です。

「リーマングルメ」さんは、リール動画の上手いグルメ系インスタグラマーとして定評があります。

ただし、今回のように焼き肉ランチ系は素材の魅力がより鮮明に伝わるよう、画像と動画を組み合わせており、10週間で約900件もの「いいね」を獲得しました。

このほか、以下のタイアップ案件も「リーマングルメ」さんが手掛けています。

  • 高田馬場の「とんかつ七兵衛」
  • 新大久保の「韓国焼肉食べ放題専門店 コギロ」
  • 渋谷の「上等焼肉ひらく」

はなとも さん(約9.9万人)

▼はなともさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:hanatomo84
  • フォロワー数:約9.9万人

次にご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュの「はなとも」さんです。

男性のスイーツ専門ライターとして数多くの雑誌やWebサイトに寄稿しており、「スイーツ男子はなとものi loveパンケーキ」の著者でもあります。

食レポだけでなく、新メニューの監修やコラボ開発の経験値が高く、市販のパンケーキミックス粉もプロデュースされているグルメ系インスタグラマーです。

はなとも さんのタイアップ事例

上記の投稿は「はなとも」さんと、「コンラッド東京」のタイアップ事例です。

コンラッド東京初となるメロンを取り入れたイベント「メロン&ラベンダー・アフタヌーンティー」の集客アップを目的に、招待されたメディア試食会での食レポを開催2日前に投稿されています。

複数のスイーツをまとめて紹介できるのは、リール動画ならではの強みでしょう。

このほか、以下のタイアップ案件も「はなとも」さんの担当です。

  • サンマルク×祇園辻利 :「プレミアムチョコクロ 黄金の宇治抹茶」の食レポ
  • Woodstock 社の新ブランド「ニセコメイプルバター」:食レポ
  • EATo LUMINE(イイトルミネ):関係者内覧会での食レポ

あんころ♡関西グルメさん(約9.7万人)

▼あんころ♡関西グルメさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:ankoloworld
  • フォロワー数:約9.7万人

続いてご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、京都・大阪・神戸・奈良・滋賀に特化している「あんころ♡関西グルメ」さんです。

和食・洋食・中華を網羅しているのはもちろん、さまざまな価格帯のメニューを紹介されています。

女性インスタグラマーではあるものの、スイーツだけでなくガッツリ系メニューの食レポも数多く投稿されているため、幅広いフォロワー層から支持されているのが強みです。

毎日投稿しているほど精力的に活動しているのも、フォロワーから好感を持たれている理由でしょう。

あんころ♡関西グルメさんのタイアップ事例

上記の投稿は「あんころ♡関西グルメ」さんと、京都あじびる河原町 9Fに出店している「合法ユッケ かたまり」のタイアップ事例です。

生物のユッケは食材の管理が気になりがちですが、調理する過程を動画に収めることで消費者に安心感を与えており、投稿から24時間も経たずに700件以上の「いいね」を獲得しています。

このほか、以下のタイアップ案件も「あんころ♡関西グルメ」さんの担当です。

  • 神戸牛あらた
  • 立呑み処 七津屋 あべちか店
  • おにくのちらし京都ニ寧坂店(新規オープンに伴うレセプション招待)
  • 珀 HAKU DANISH(デニッシュ食パン専門店)

激辛グルメ🌶西谷美希さん(約4万人)

▼西谷美希さんのインスタ情報(2024年6月時点)

続いてご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、(株)GEKIKARA の代表を務める「激辛グルメ🌶西谷美希」さんです。

辛くて美味しいラーメンを求めて全国を食べ歩いているため、熊本・福岡・静岡・岩手・宮城などをカテゴリ分けしたり、テキスト解説の冒頭に地名を記述したりと、一目でどの県の飲食店なのかが分かるように工夫されています。

年間400杯以上の激辛ラーメンを食べ歩いている実績、さらにイベント紹介や通販商品のプロデュースなどの経験値も豊富です。

なお「西谷美希」さんの投稿は、お好み焼きやチャーハンといったラーメン以外も激辛メニューで統一されています。

西谷美希さんのタイアップ事例

上記の投稿は「西谷美希」さんと、ビャンビャン麺の専門店「秦唐記神保町店」のタイアップ事例です。

通販サイトも運営されている「秦唐記」は、度々ユニークなキャンペーンを開催して人気を集めています。

今回はストレス発散をテーマに掲げた「天下分け目の辛味戦」というキャンペーンのPR投稿です。

このほか、以下のタイアップ案件も「西谷美希」さんが担当されています。

  • 辛く痺れる味噌辣麺 鬼神(ラーメンの監修)
  • 電光石火 宝町店(コラボ商品の提供)
  • お取り寄せ麺サイト「menjoy」(プロデュース)

ひで@孤高の千葉グルメさん(約3.2万人)

▼ひで@孤高の千葉グルメさんのインスタ情報(2024年6月時点)

  • Instagramアカウント:kokou_chiba
  • フォロワー数:約3.2万人

次にご紹介する食レポが得意なグルメ系インスタグラマーは、文字通り千葉県に特化している「ひで@孤高の千葉グルメ」さんです。

男性のグルメインフルエンサーですが、紹介している飲食店のジャンルは幅広く、女性に人気のお洒落カフェからボリューム満点の丼物まで、バラエティに富んだアカウントになっています。

女性好みの飲食店を数多く扱っているだけあって、インスタ映えする画像はもちろん、リール動画の「魅せ方」が秀逸なのも、「ひで@孤高の千葉グルメ」さんの強みと言えるでしょう。

千葉県内だけで約2,500軒もの飲食店を食べ歩き、その感想をまとめたブログは月間105万PVを達成するほどの人気です。

「ひで@孤高の千葉グルメ」さんのInstagramにはブログのリンクが貼られていますので、訪問したすべての飲食店について閲覧できるようになっています。

ひで@孤高の千葉グルメさんのタイアップ事例

上記の投稿は「ひで@孤高の千葉グルメ」さんと、ホテルライクな店構えが目を引く「Forest Cafe」のタイアップ事例です。

キャプションが充実しているため、読むだけで店内の雰囲気や料理の美味しさをイメージすることができます。

また、ごく希にご家族とご一緒に訪問したレビューも紹介されており、小さなお子さん連れのお客様に対してサービスが行き届いていたか、などの感想も投稿されています。

このように、自分本位に感想を述べるのではなく、投稿を見た人に「この店に行ってみたい!」と思わせるアプローチを熟知しているのが、「ひで@孤高の千葉グルメ」さんの強みです。

まとめ:食レポが得意なグルメ系インスタグラマーの起用を検討しよう

今回は、食レポが得意なグルメ系インスタグラマーをご紹介してきました。

Instagramは、飲食店・お取り寄せ・オンライン通販などの食レポを紹介しているグルメ系インフルエンサーにとって、主戦場となっているSNSです。

あまりに人数が多いため、たとえ起用する効果は分かっていても、誰をキャスティングすべきか判断がつかない飲食店も多いようです。

食レポが得意なグルメ系インスタグラマーの起用を検討されている場合は、ぜひ本記事でご紹介した情報をお役立てください。

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