SNSマーケティングとは?主要なプラットフォームや主な手法、成功事例なども徹底解説

SNSマーケティングとは、SNS上で行うマーケティング手法です。
認知度・売上・集客アップ、さらにはブランディングまで幅広い目的に適しているため、多くの企業がSNSマーケティングを展開しています。
その一方で、SNSごとの傾向やトレンド、アルゴリズムの仕組みを理解せずに実施し、エンゲージメントが伸び悩んでいる企業が存在するのも事実です。
そこで今回は、SNSマーケティングの手法やメリット・デメリット、始め方や成功するコツなどについて解説していきます。
成功事例もご紹介していますので、ぜひ貴社のSNSマーケティングにお役立てください。
目次
SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、InstagramやYouTubeといったソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)上で行うマーケティング手法です。
日本でとくに利用者が多いSNSは6種類で、あらゆるジャンルの企業がInstagram・X(旧Twitter)・YouTube・TikTok・Facebook・LINEといったプラットフォーム上で、SNSマーケティングを展開しています。
ただし、SNSによってメインユーザー層や相性の良い商材などの特徴が異なるため、大きな成果をあげるにはSNSごとの傾向を把握しておかなければなりません。
SNSマーケティングが注目されている理由
SNSマーケティングが注目されている理由として、以下の2点が挙げられます。
- すべての世代を対象にしたSNSの利用率が、80%を突破している
- SNSの視聴後、約50%のユーザーが購買している
以下の通り、総務省が毎年公開している「令和7年 通信利用動向調査」によると、2024年度のSNS利用率は全体で81.9%にものぼり、もっとも高かった20~29歳では実に95%、80歳以上のシニアでさえ51.3%もの利用率を記録しているのです。
また、クロス・マーケティングが実施した「SNSの利用実態に関する調査」によると、SNSで興味喚起されたユーザーの内、購買に至った人が2019年の時点で50%近くにも及んでいました。
ユーザー数の増加や利用率の伸びを踏まえると、2025年現在ではより多くの人が購買していると推察されます。
「利用率」と「購買に至る確率」の両方がこれほど高いのですから、ジャンルを問わずあらゆる企業がSNSマーケティングに注目しているのも、当然と言えるでしょう。
活用されている主要SNSプラットフォーム
以下の表では、6種類の主要SNSとそれぞれの特徴をまとめています。
SNSの種類 | 月間アクティブ ユーザー数 (日本国内のMAU) | メイン ユーザー層 | 特徴 |
---|---|---|---|
6,600万人 | 20~40代 | ・画像や動画がメインでビジュアル性が高い ・インフルエンサーマーケティングとの相性が良い ・女性をターゲットにした商材に適している ・とくにファッション、メイク、飲食、旅行関連の情報が充実 | |
YouTube | 7,300万人 | 全世代 | ・投稿動画のジャンルが幅広い ・ハウツー、ノウハウ系の情報発信に適している ・世界最大の動画共有サービス ・インバウンドと海外進出、両方の海外マーケティングに適している |
TikTok | 約 2,700万人 | 10~20代 | ・エンタメ性が高い ・若年層をターゲットにした商材と相性が良い ・縦型&短時間の動画で、スマホユーザーにリーチしやすい |
X ※旧Twitter | 6,700万人 | 10~30代 | ・拡散性が高い ・キャンペーンや新商品のリリース告知に適している ・ユーザーとコミュニケーションが図りやすい |
2,600万人 | 30~50代 | ・実名制なので、ビジネスに適している ・中高年をターゲットにしている企業と相性が良い ・海外展開を目指している企業に向いている ・ターゲティングがしやすい | |
LINE | 9,900万人 | 全世代 | ・ユーザーの年齢層が幅広い ・実店舗への集客効果が高い ・顧客と1対1の関係性を築きやすい |
SNSマーケティングを実施する際は、上記の一覧表を参考に自社のブランドイメージや目的ともっとも相性の良いSNSを選びましょう。
SNSマーケティングの主な手法5選
SNSマーケティングの主な手法として、以下の5つがあげられます。
- SNSアカウント運用
- SNS広告
- SNSキャンペーン
- インフルエンサーマーケティング
- ソーシャルリスニング
ここからは、上記5つのSNS手法にはそれぞれどのような特徴や効果があるのか、どのような目的に適しているのかを順番に解説していきます。
なお、SNSマーケティングの手法については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、この記事とあわせて参考にしてください。
SNSアカウント運用
SNSアカウント運用は、SNSマーケティングの基本で、
SNSで企業アカウントを作成し、そこから商品・サービスの宣伝やイベントの告知を行うことで、ブランド認知度や売上の向上が見込めるのはもちろん、ユーザーのファン化にも繋がります。
以下は、SNSアカウント運用を成功させるポイントです。
- 運営の目的を定める
- ユーザーにとって役立つ情報を発信する
- 共感されやすい伝え方で情報を提供する
- ユーザーの問合せには、スピーディーかつ丁寧に対応する
- 頻繁かつ継続的に投稿する
- 他のSNSや公式Webサイトへのリンクを貼る
SNSアカウント運用をプロに依頼する際は、以下の記事を参考にしてください。
SNS広告
SNS広告は割高な費用が難点ではあるものの、短期間で成果が見込める即効性の高い宣伝方法です。
SNS広告を成功させるには、以下のポイントが重要となります。
- ブランドイメージや商品・サービスと相性の良いSNSを選ぶ
- ユーザー層が自社のターゲット層と一致しているSNSを選ぶ
- 新商品のリリースやキャンペーンなど、効果的なタイミングで配信する
なお、SNS広告運用を外注する際は、以下の記事を参考にしてください。
SNSキャンペーン
SNSキャンペーンは、ブランド認知度の向上やフォロワーの獲得、実店舗への集客や話題作りに効果的な手法です。
SNSキャンペーンには以下の2種類があり、
- ハッシュタグキャンペーン
→ユーザーに指定のハッシュタグを使って投稿してもらう - フォロー&リツイートキャンペーン
→自社アカウントをフォロー後、特定の投稿をリツイートしてもらう
どちらも、抽選で景品やサービスを提供することで、キャンペーンが盛り上がります。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、SNSユーザーに対して強い影響力を持つクリエイターを起用し、自社ブランドや商品を宣伝してもらう手法です。
広告色が薄いにもかかわらず非常に訴求力が高く、あらゆる目的に適しています。
ただし、キャスティング次第で成否が分かれるため、以下のポイントを踏まえてインフルエンサーを選びましょう。
- フォロワー数ではなく、エンゲージメント率の高さで人材を選ぶ
- 自社と同じジャンルが得意
- 自社のターゲット層とフォロワー層が一致している
- 自社ブランドと相性の良いSNSで活躍している
- 過去に炎上などのトラブルを起こしていない
インフルエンサーマーケティングを検討されている場合は、以下の記事も参考にしてください。
ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングとは、SNS上で消費者のリアルな意見を収集・分析し、マーケティング活動や商品開発に活かす手法です。
多くの一般消費者がSNS上で自分の意見を投稿しているため、アンケート調査よりも簡単かつ大量の情報を分析することができます。
ソーシャルリスニングによって以下のような疑問点が明確になり、この情報が商品開発や販売戦略、集客などに役立つのです。
- どの世代がどのような商品に興味を持っているか
- 自社ターゲットが夢中になっているトレンドは何か
- 自社ブランドは、巷でどのようなイメージを持たれているのか
- 自社ブランドや商品に対する不満や、消費者が改善を望んでいることは何か
SNSマーケティングのメリットとデメリット
この章ではSNSマーケティングのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット:費用対効果が高く幅広く拡散できる
認知拡大や売上アップが叶う営業手法は他にもありますが、SNSマーケティングはとくに以下の強みが抜群です。
- 費用対効果が高い
- 拡散力が強く、即効性もある
- 顧客と密接な関係性が築ける
- 企業のブランディングに役立つ
- 非ターゲット層への試験プロモーションに適している
デメリット:炎上リスクや運用負担がある
一方、SNSマーケティングのデメリットとしては、以下の3点があげられます。
- 炎上リスクがある
- 担当者のリテラシーが必須
- 常に経過観察が必要
上記のデメリットをカバーするには、投稿前に内容をチェックする体制づくりと、指針となるマニュアルを作成して関係者全員で最新のITリテラシーを共有することが重要です。
SNSマーケティングの始め方ステップ5
SNSマーケティングを始める手順は、以下の5ステップです。
- STEP1:マーケティング目的を明確にする
- STEP2:ターゲット(ペルソナ)を設定する
- STEP3:プラットフォームと手法を選定する
- STEP4:KPIを設定し、施策を実行する
- STEP5:効果測定とPDCAを実行する
順番に解説していきます。
STEP1:マーケティング目的を明確にする
最初に行うのは、マーケティング目的を明確にすることです。
以下はマーケティング目的の一例ですが、効果を最大化するには1つか2つに的を絞った方がよいでしょう。
- 自社の認知度を高めたい
- フォロワーを増やしたい
- 実店舗への集客を増やしたい
- ブランディングがしたい
- 市場調査がしたい
- 顧客との密接な関係を構築したい
- 公式サイトへの流入を増やしたい
STEP2:ターゲット(ペルソナ)を設定する
次に、具体的なターゲット(ペルソナ)を設定します。
性別や世代だけでなく、ライフスタイルを深掘りして悩みや関心事を洗い出し、詳細なターゲット像を想定しましょう。
STEP3:プラットフォームと手法を選定する
続いて、プラットフォームと手法を選定します。
SNSを選定する際は、以下の2点を一致させることがもっとも重要です。
- 自社のターゲット層
- SNSの利用ユーザー層
一方、手法を選定する際は、目的と一致させるのがセオリーです。
- ユーザーのファン化:SNSアカウント運用
- 新商品リリースの話題性づくり:SNS広告配信/インフルエンサーマーケティング
- イベントの集客:SNSキャンペーン
- 市場調査:ソーシャルリスニング
STEP4:KPIを設定し、施策を実行する
KPIとは、目的を達成するために設ける指標を指し、以下はその一例です。
- 自社アカウントのフォロワー数を、月間で100人増やす
- SNS経由の購入数を、月間で50件増やす
- ブランドに関するユーザーからの投稿(UGC)を、月間で100件獲得する
このように、具体的かつ実現可能なKPIを設定することで、効果分析がしやすくなり、高いモチベーションを維持することができます。
STEP5:効果測定とPDCAを実行する
最後に、効果測定を行ってKPIが達成できているかを確認し、以下のように結果に沿ってPDCA(Plan:計画/Do:実行/Check:評価/Action:改善)を回します。
- KPIが達成している場合:成功要因について考え、次の施策に反映させる
- KPIが達成していない場合:失敗した原因を洗い出し、対策を講じる
SNSマーケティング成功事例10選
この章では、SNSマーケティングの成功事例を以下5種類の主要SNSに分けてご紹介していきます。
- Xの事例
- Instagramの事例
- TikTokの事例
- LINEの事例
- YouTubeの事例
- Facebookの事例
順番に解説していきます。
なお、SNSマーケティングの成功事例は以下の記事でもご紹介していますので、この記事をあわせてご一読ください。
Xの事例
XのSNSマーケティング事例としてご紹介するのは、株式会社ローソンのSNSアカウント運用です。
株式会社ローソン
割引やプレゼントキャンペーンなど、ユーザーにとってお得な情報を定期的に更新することで顧客ロイヤルティが高まり、2025年7月時点で893.3万という驚異的なフォロワー数を獲得しています。
Instagramの事例
Instagramで実施されたSNSマーケティングの成功事例としてご紹介するのは、以下の2つです。
- Tasty Japan
- 株式会社大創産業(ダイソー)
順番に解説していきます。
Tasty Japan
アメリカ発のWebメディア「BuzzFeed」が運営する料理動画メディア「Tasty Japan」は、ユーザーの心をつかむ料理動画と有益なコンテンツ提供が人気を呼び、Instagramだけで約770.1万人ものフォロワーを獲得しています。(2025年7月時点)
大創産業など
100円ショップのダイソーは画像に大きなフォントで文字を入れるなど、一目で情報が伝わる工夫を凝らすことで、Instagramのフォロワー数を200.6万人まで伸ばしています。(2025年7月時点)
TikTokの事例
この章では、TikTokで実施されたSNSマーケティングの成功事例として、以下の2つをご紹介していきます。
- dely株式会社(クラシル)
- Duolingo
順番に解説していきます。
dely株式会(クラシル)社
料理レシピサイト「クラシル」は、プロの料理人が分かりやすく解説した動画が注目を集め、2025年7月時点で39.74万人ものフォロワーを獲得し、TikTokでも指折りの企業アカウントに成長しています。
Duolingo
言語学習アプリのDuolingoは、マスコットキャラクター「デュオ」を主役にしたユーモラスな動画がバイラルヒットとなり、2025年7月時点で200万人ものフォロワーを獲得しています。
LINEの事例
LINEのSNSマーケティング事例としてご紹介するのは、株式会社伊藤久右衛門のSNSアカウント運用です。
株式会社伊藤久右衛門

株式会社伊藤久右衛門は、LINEの公式アカウント「LINE@」から誘導したユーザーによって、サイトURLのクリック率を大幅に向上させました。
割引クーポンや新商品をテーマにしたクイズ企画を実施するなど、話題作りの上手さも相まって、「友達登録」したユーザーの約3割が商品詳細ページにアクセスしています。
YouTubeの事例
ここからは、YouTubeで実施されたSNSマーケティングの成功事例として、以下の2つをご紹介していきます。
- 株式会社MIXI(モンスターストライク)
- LINEマンガ
順番に解説していきます。
株式会社MIXI(モンスターストライク)
株式会社MIXIは、スマホゲームアプリ「モンスターストライク」のYouTubeアカウントを運用し、2025年7月時点でチャンネル登録者数 151万人を記録しました。
成功要因として、ゲームアプリと連動した新情報の発信や人気のゲーム系ユーチューバーとのコラボ投稿などがあげられます。
LINEマンガ
電子コミックのLINEマンガは、あえて30秒というショート動画を投稿してユーザーに「続きが見たい!」と思わせ、アプリインストールの単価を13%も改善させました。
Facebookの事例
以下は、Facebookで実施されたSNSマーケティングの成功事例です。
- 株式会社ユニクロ
- ドミノ・ピザ
順番に解説していきます。
株式会社ユニクロ
株式会社ユニクロは、約118万人のフォロワーを抱えているFacebook屈指の企業アカウントです。
新商品の情報やセール情報を提供すると、どうしてもお問い合わせが増えてしまいます。
そこで、コミュニケーションがとりやすいFacebookを選択することで、対応品質が向上しました。
また、他のSNSと連動させてキャンペーン告知などを行っているのも、成功要因として挙げられます。
ドミノ・ピザ
ドミノ・ピザは、夕飯時にテキストと画像でテイクアウトを誘うコンテンツを投稿するなど、消費者が「買いたくなるタイミング」にあわせてコンテンツを露出することで、フォロワーの獲得と売上アップに成功しています。
SNSマーケティングの成功ポイント
この章では、SNSマーケティングの成功ポイントとして、以下4つのコツをご紹介していきます。
- 目的とターゲットに合ったSNSを選ぶ
- 専門チームによる継続的な運用体制を整える
- ネットリテラシーを高め、リスク管理を徹底する
- 分析・改善による継続的な最適化を図る
順番に解説していきます。
目的とターゲットに合ったSNSを選ぶ
SNSマーケティングを成功させている企業は、目的とターゲットに合ったSNSを選択しています。
たとえば、20代の女性をターゲットにしたコスメの売上アップを狙うならインスタグラム、男子大学生をターゲットにしたPCならTikTokが好相性です。
専門チームによる継続的な運用体制を整える
SNSマーケティングは、他のマーケティング手法よりも即効性が優れていますが、だからと言って一過性で終わっては意味がありません。
継続的に視聴してくれるファンを獲得するには、長期的にPDCAが回せる専門チームによる運営体制が必要です。
ネットリテラシーを高め、リスク管理を徹底する
SNSマーケティングの失敗を防ぐには、ネットリテラシーのアップデートを繰り返し、リスク管理を徹底することが重要です。
常に高いレベルのネットリテラシーを維持するには、社会の変化にあわせて自社の認識を改める必要があります。
一度ITリテラシーのマニュアルを作ったからと言って、それが10年後も通用するとは限らないのです。
分析・改善による継続的な最適化を図る
SNSマーケティングは実施して終わりではなく、長期運用が原則です。
長期間にわたって消費者に信頼してもらうには、常に分析・改善による継続的な最適化を図る必要があります。
SNSマーケティングに役立つツール紹介
最後に、SNSマーケティングに役立つ便利ツールとして、以下の2つをご紹介していきます。
- アカウント運用・予約投稿系ツール
- 分析・効果測定ツール
順番に解説していきます。
アカウント運用・予約投稿系ツール
アカウント運用や予約投稿におすすめなのが、以下3つのツールです。
ツール名 | 特 徴 |
---|---|
Buffer | 主要SNS対応で、最適な投稿タイミングやハッシュタグを提案してくれる |
comnico Marketing Suite | 複数のSNSアカウントの一元管理や投稿のスケジュール設定を備えたツールで、直感的に使えるインターフェースが強み |
Socialdog | X、Instagram、Facebookのアカウント管理ができるオールインワンツールで、ソーシャルリスニングなどの詳細分析も可能 |
分析・効果測定ツール
一方、分析・効果測定ツールとしておすすめなのが、以下の2つです。
ツール名 | 特 徴 |
---|---|
見える化エンジン | 幅広い媒体からのデータ収集が可能で、分析からフィードバック完結できる |
SINIS for Instagram | インスタグラム特化型の分析ツールで、フォロワーの増減、エンゲージメント率、競合アカウントの分析が可能。 |
最適なSNSマーケティング戦略で成果につなげよう
SNSの利用率が80%を超えている今、SNSマーケティングは企業にとって避けては通れない施策です。
事実、SNSマーケティングは物販・サービス利用・集客・ブランディングなど、幅広い分野で成果をあげています。
その一方で、SNSごとのアルゴリズムやトレンド、運営会社の方針などを理解していなければ、大失敗につながり兼ねません。
株式会社ハーマンドットでは、SNSマーケティングのエキスパートが貴社のブランドや商材に最適なSNSを提案し、成功へ向けてワンストップで支援しております。
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