フォロワー数別・プラットフォーム別のインフルエンサーの収入相場|稼ぎ方や仕組みまで徹底解説

収入差が大きい職業はいくつもありますが、インフルエンサーもその1つです。
1年続けても1銭も稼げない人もいれば、半年で毎月5万円の収入を得ている人もいます。
そこでこの記事では、目安となるインフルエンサーの収入相場について、フォロワー数やプラットフォーム別に徹底解説していきます。
収入を得るための手順についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【フォロワー数別】インフルエンサーの収入目安
インフルエンサーの収入に影響を与える要素はいくつかありますが、その代表格なのがフォロワー数です。
そこでこの章では、インフルエンサーをフォロワー数によって以下4つのレベルに分けて、収入の目安について解説していきます。
- フォロワー数が1万人前後のインフルエンサーの収入目安
- フォロワー数が3〜5万人のインフルエンサーの収入目安
- フォロワー数が10万人以上のインフルエンサーの収入目安
- フォロワー数が100万人超のトップインフルエンサーの収入目安
順番に解説していきます。
なお、インフルエンサーのランク分けについては、以下の記事を参考にしてください。
フォロワー数が1万人前後のインフルエンサーの収入目安
フォロワー数が1万人前後に到達したインフルエンサーは、ようやく収益化のスタートラインに辿りついた状態です。
そのため、以下の通り本業に相当するほどの収入は得られません。
- 月収目安:1万円~5万円
- 主な収入源:小規模なPR案件、アフィリエイト
- 案件受注時のフォロワー単価:1〜3円
- 案件単価:1万円~3万円
フォロワー数が1万人前後のインフルエンサーが収益を増やすには、より多くの企業案件を受注するのが近道です。
以下の通り、たとえ企業案件の単価が安くでも、受注件数が増えれば十数万円の収入が見込めます。
- 月に1件の企業案件を受注した場合:1件×1~3万円=1~3万円
- 月に5件の企業案件を受注した場合:5件×1~3万円=5~15万円
フォロワー数が3〜5万人のインフルエンサーの収入目安
一方、フォロワー数が3〜5万人に到達したインフルエンサーが得られる収入の目安は、以下の通りです。
- 月収目安:5万円~25万円
- 主な収入源:企業PR案件
- 案件受注時のフォロワー単価:1〜3円
- 案件単価: 1万5千円~4万5千万円
フォロワー数が3~5万人になると、企業から依頼されるPR案件が収入の大半を占めるようになります。
フォロワー単価はさほど値上がりしないものの、このレベルのインフルエンサーはエンゲージメント率の高さが際立っているため、企業案件の受注数が増えるのが特徴です。
ちなみに、フォロワー数が5千人~3万人以下のインフルエンサーは、「マイクロインフルエンサー」と呼ばれています。
フォロワー数が10万人以上のインフルエンサーの収入目安
フォロワー数が10万人以上のインフルエンサーが得られる収入の目安は、以下の通りです。
- 月収目安:20万円~50万円
- 主な収入源:企業PR案件
- 案件受注時のフォロワー単価:2~3円
- 案件単価:20万円~30万円
フォロワーが10万人を超えると、フォロワー単価の値上げと企業案件の確実性により、本格的な収益化が可能です。
コンスタントに企業からオファーされる人も多く、収入が安定してきます。
ただし、ジャンルやプラットフォームによっては相場よりも報酬が低くなるケースもあるため、単純に比較することができません。
フォロワー数が100万人超のトップインフルエンサーの収入目安
フォロワー数が100万人以上のメガインフルエンサーが得られる収入の目安は、以下の通りです。
- 月収目安:100万円~
- 主な収入源:大手企業案件、自社ブランドの収益
- 案件受注時のフォロワー単価:2~4円
- 案件単価:200万円~400万円
メガインフルエンサーになると、企業案件の規模が大きくなるため収入が一気にあがります。
知名度と専門知識を活かして、自社ブランドを立ち上げるインフルエンサーも珍しくありません。
ただし、大型の企業案件は件数自体が少なく月を跨ぐケースもあるため、収入の多い月と少ない月の差が大きくなりがちです。
なお、以下の記事では代表的なメガインフルエンサーをご紹介していますので、目標を定める際の参考にしてください。
【プラットフォーム別】インフルエンサーの収入相場と特徴
インフルエンサーの収入相場は、投稿するプラットフォームによっても影響を受けます。
ここからは、以下の4つのプラットフォームごとに収入相場と特徴について解説していきます。
- Instagram|企業案件中心で写真・動画の質が収益に直結する
- YouTube|広告収入と案件の両立で安定的な高収益が見込める
- TikTok|短尺動画とライブ配信で拡散力を活かして稼ぐ
- X(旧Twitter)|拡散力と速報性を生かした情報発信で収益化を狙う
順番に解説していきます。
Instagram|企業案件中心で写真・動画の質が収益に直結する
インスタグラマーの収入相場は、以下の通りです。
▼フォロワー数3万人の収入目安
- 月収目安:5万円~25万円
- 主な収入源:企業案件
- 案件単価: 3〜10万円
- 高額報酬が見込めるジャンル:美容、ファッション、グルメなど写真映えするジャンル
- 収入に影響する主な要素:写真、動画の品質
- 傾向:報酬は写真より動画の方が高い
Instagramは、写真や動画の品質が収入に直結するのが特徴で、動画の方が報酬は割高です。
ただし、インスタグラマーの大半は高額報酬が見込めるジャンルを扱っているため、大勢のライバルを出し抜くのは至難の業です。
YouTube|広告収入と案件の両立で安定的な高収益が見込める
YouTuberの収入相場は、以下の通りです。
▼チャンネル登録者1万人の収入目安
- 月収目安:5万円~数十万円
- 主な収入源:広告収入、企業案件
- 案件単価: 5万円~30万円
- 広告単価:1再生あたり0.1〜0.5円
- 高額報酬が見込めるジャンル:教育、学習、AI、美容、ペット、ガジェット
- 収入に影響する主な要素:最後まで見て貰える長尺動画づくり
- 傾向:チャンネル登録者1万人規模でも、収益化が見込める
YouTubeは柱となる収益源が2つあるため、チャンネル登録者数が少なくても他のSNSより高額収入が見込めるのが強みです。
とくに広告収入の得やすさが大きなアドバンテージになっており、企業案件と両立できれば安定的な高収益が見込めます。
TikTok|短尺動画とライブ配信で拡散力を活かして稼ぐ
TikTokerの収入相場は、以下の通りです。
▼フォロワー数10万人の収入目安
- 月収目安:10万円〜50万円
- 主な収入源:企業案件、ライブ配信による販売や投げ銭(ギフト機能)
- 案件単価: 5万〜20万円
- 高額報酬が見込めるジャンル:ファッション、コスメ、アプリ
- 収入に影響する主な要素:若年層に拡散を促すエンタメ性
- 傾向:案件単価は低め
TikTokで収入を増やすには、「企業案件の短尺動画」と「ライブ配信の投げ銭」を組み合わせるのがおすすめです。
企業案件の報酬は他のSNSより低めではあるものの、一度拡散されれば「TikTok売れ」が発動し、一気に収入がアップします。
X(旧Twitter)|拡散力と速報性を生かした情報発信で収益化を狙う
X(旧Twitter)で活動しているインフルエンサーの収入相場は、以下の通りです。
▼フォロワー数5万人の収入目安
- 月収目安:5万円~15万円
- 主な収入源:企業案件、アフィリエイト
- 案件単価: 数万円
- 高額報酬が見込めるジャンル:仕事、恋愛・友情、サブカル、家族、教育、健康
- 収入に影響する主な要素:鮮度の高い情報発信
- 傾向:他のSNSよりも収益化の難易度が高い
X(旧Twitter)で安定的に収入を得るには、拡散力と速報性を生かした情報発信が欠かせません。
他のSNSよりも案件単価が低いX(旧Twitter)は、単体で収益を上げるのが難しいプラットフォームです。
そのため、ほとんどのインフルエンサーはブログや複数のSNSを併用する、あるいは有料プランに加入しています。
有料プランに加入する際は、収入から月額料金を支払っても問題ないか精査しましょう。
理解しておくべきインフルエンサーの収入を左右する要素
インフルエンサーの収入を左右する主な要素は以下の5つです。
- エンゲージメント率
- ジャンル単価の違い
- フォロワー層の属性と信頼度
- 専門性とコンテンツの質
- プラットフォーム選びとアルゴリズム理解
順番に解説していきます。
エンゲージメント率
結論から言うと、企業がインフルエンサーの選定でもっとも重視しているのは、フォロワー数ではなく、エンゲージメント率です。
どんなにフォロワー数が多くでも、エンゲージメント率が低ければ企業の目的は達成されません。
一方、たとえフォロワー数が1万人でも保存率が20%であれば、2,000人の視聴者に影響を与えた優秀なインフルエンサーだと、高く評価してもらえます。
収入を増やすには、フォロワーの人数ではなく「熱量の高さ」を引き上げることが重要です。
ジャンル単価の違い
企業案件の単価はジャンルによって大きな差があり、収入に大きな影響を与えます。
以下は、企業案件の単価を特徴ごとにジャンル分けした一例です。
- 単価が高額なジャンル:美容、コスメ、金融、投資
- 単価が中程度のジャンル:旅行、グルメ
- 単価はやや低めのジャンル:ライフスタイル、生活用品
得意分野の中から、企業案件の単価が高額なジャンルを探してみましょう。
ただし、単価が高いからと言って未知の分野に挑戦する場合は、相応の工夫が必要です。
フォロワー層の属性と信頼度
企業は自社のターゲット層とフォロワー属性が一致しているインフルエンサーを重用します。
しかし、10代の女性向けのコスメ情報を投稿しているからと言って、必ずしもフォロワー属性が一致しているとは限りません。
フォローする理由は投稿内容だけでなく、インフルエンサーが生み出している世界観やトリック動画の撮影方法、コンテンツに写り込んでいるペットが気に入られているケースもあるのです。
フォロワー属性を決めつけず、狙った層に支持されているのか、実際に交流しながら探求してみましょう。
専門性とコンテンツの質
企業は、安心して仕事を任せられるインフルエンサーを選びます。
具体的には、関連の資格を保有している、あるいは同じジャンルの商品プロデュースを担当した経験があるなど、専門性を重視しているのです。
ただし、たとえこれらの条件を満たしていなくても、徹底的に調査した情報を発信していたり、独自の視点で鋭い指摘をしていたりするインフルエンサーは、信用に値すると高く評価されます。
収入を増やすには、専門性とコンテンツの質に注力することが重要です。
プラットフォーム選びとアルゴリズム理解
収入を伸ばすには、大前提としてPV(ページビュー)を増やさなければなりません。
そのためには、SNSのアルゴリズムを深く理解して、おすすめ表示される方法などを突き止める必要があるのです。
アルゴリズムはアップデートを重ねて進化しているため、常に最新の知識を身に付けておきましょう、
また、アルゴリズムの難易度には差があるため、プラットフォームを選ぶ際のチェックリストに加えておくと安心です。
インフルエンサーの7つの主な収入源
インフルエンサーの主な収入源は、以下の7つです。
- 企業案件・PR投稿
- 広告収入
- アフィリエイト収入
- オリジナル商品・ブランドの販売
- ライブ配信の投げ銭・ギフト機能
- イベント出演・メディア出演・講演依頼
- オンラインサロン・有料コンテンツ・講座運営
順番に解説していきます。
企業案件・PR投稿
インフルエンサーが手にする収益の内、大きなウエイトを占めているのが企業案件です。
企業案件は、指定された商品を紹介する代りに報酬を受け取る仕組みになっており、前述した通り単価の相場はフォロワー数やエンゲージメント率、ジャンルなどによって異なります。
企業に「この人に任せて良かった!」と思って貰えれば、長期契約も可能です。
広告収入
とくにYouTubeやTikTokといった動画系のSNSで、大きな収入源となるが広告収入です。
動画系のSNSでは、コンテンツが放映されている途中または投稿と投稿の間に広告が自動的に表示され、その一部がインフルエンサーに分配される仕組みになっています。
広告収入の報酬単価は広告の種類などによって変動しますが、相場は1再生あたり0.1〜0.5円です。
アフィリエイト収入
アフィリエイトとは、インフルエンサーが商品やサービスを紹介し、実際に売れた場合に限り成果報酬が貰えるビジネスモデルです。
自分の投稿に商品のリンクを貼るだけなので、在庫を抱えなくても収入が得られます。
事実、多くのインフルエンサーが「Amazonアソシエイト」や「楽天アフィリエイト」などを活用し、収入を伸ばしています。
オリジナル商品・ブランドの販売
オリジナル商品や外部ブランドの商品を販売するのも、インフルエンサーの大きな収入源です。
いわゆる物販は、自社ブランド・外部ブランドを問わずライブ配信との相性が抜群で、その場でおすすめポイントを紹介したりフォロワーからの質問に答えたり、リアルタイムでやり取りしながら購買意欲を後押しすることができます。
ライブ配信の投げ銭・ギフト機能
投げ銭とは、フォロワーが配信者に金銭を送って応援する仕組みを指し、近年ではインフルエンサーの重要な収入源になっています。
通行人が路上パフォーマーに対して鑑賞料金を投げ渡す動作がベースになっており、とくにライブ配信との相性の良さは格別です。
以下の通り、投げ銭を可能にする機能の数や名称はSNSごとに異なっています。
- YouTube:ライブ配信やプレミア公開中の「スーパーチャット」、ライブ配信以外の「Super Thanks」
- TikTok:ギフト機能
- インスタ:ライブ配信用の「バッジ機能」、リール動画用の「ギフト機能」
- X(旧Twitter):Tips(チップ)機能
イベント出演・メディア出演・講演依頼
イベントやメディアに出演したり、講演で聴衆へ向けて話したりするのも、インフルエンサーの貴重な収入源です。
とくに企業が開催するイベントは、新商品のリリース記念やポップアップストアなど種類が豊富で、複数の同業インフルエンサーと共演することも珍しくありません。
これらの依頼は、フォロワーと対面できるだけでなく「顔」を売る絶好のチャンスです。
オンラインサロン・有料コンテンツ・講座運営
専門家としてオンラインサロンや有料コンテンツを運営する、あるいは講師として講座を運営できれば、収入が劇的に増加します。
ただし、周囲から専門家だと認めてもらうには、相当な知識量と経験が必要なのはもちろん、ジャンルによっては資格取得が必須です。
インフルエンサーとして収入を得るためのステップ
インフルエンサーとして収入を得るには、以下6つのステップを順番にクリアしていくのがセオリーです。
- 発信テーマとプラットフォームを決める
- ロールモデルを分析しアカウント設計を行う
- プロフィールとビジュアルの統一感を整える
- 継続的な投稿とフォロワーとの交流を習慣化する
- 投稿の反応を分析し、改善サイクルを回す
- 企業案件やアフィリエイトへの参加で収益化を始める
- 事務所やエージェントと契約して活動を拡大する
ここからは、具体的に何をすべきなのかステップごとに解説していきます。
1.発信テーマとプラットフォームを決める
ファーストステップは、発信テーマとプラットフォームの選択です。
最適な発信テーマとプラットフォームを選ぶためには、以下の2点がポイントとなります。
- 自分の強みを活かせるテーマか?
- テーマとSNSの特徴は一致しているか?
2.ロールモデルを分析しアカウント設計を行う
ロールモデルとして最適なのは、自身と同じテーマで成功しているインフルエンサーです。
対象を定めたら、以下の項目を分析して自身のアカウント設計を行いましょう。
- 投稿内容:コンテンツの構成、画像や動画の特徴、キャプションの書き方など
- 投稿スタイル:投稿の頻度、投稿のタイミング、ストーリーズの活用方法など
- フォロワーとの関係構築:交流の頻度、コメントへの返信速度や内容など
- ビジネスの傾向:収益化の手段、企業案件の頻度、コラボの形態など
3.プロフィールとビジュアルの統一感を整える
次に、プロフィールを充実させてアカウント全体のビジュアルを統一します。
プロフィールでとくに重要な自己紹介文は、保有している資格や経験年数などを中心に、フォローする価値があることを簡潔に記載し、他のSNSやオフィシャルサイトへのリンクを貼っておきましょう。
また、初めて見てくれた人の記憶に残るよう、アカウント全体のビジュアルに統一感を持たせて、強く印象づけることも重要なポイントです。
4.継続的な投稿とフォロワーとの交流を習慣化する
週3~4回のペースで継続的に投稿するとこで、プラットフォームからの評価があがり、なおかつフォローに閲覧して貰える確率が高まります。
たとえばYouTubeであれば、予告配信を行うことで反応してくれたフォロワーと交流する機会が生まれ、習慣化しやすくなるのです。
交流を習慣化できれば、よりフォロワーとの距離が縮まって密接な信頼関係が築けます。
5.投稿の反応を分析し、改善サイクルを回す
インフルエンサーとして安定した収入を得るには、改善サイクルの構築が欠かせません。
投稿ごとに以下のようなエンゲージメント率を確認し、フォロワーの反応を数値化すると改善点が見えてきます。
- 「いいね」数
- コメント数
- 保存数
- プロフィールへの遷移数
6.企業案件やアフィリエイトへの参加で収益化を始める
ステップ5まで完了したら、いよいよ本格的に収益化を目指します。
公募型の企業案件やアフィリエイトプログラムに参加して、少額の収入を得るところから始めてみましょう。
7.事務所やエージェントと契約して活動を拡大する
企業案件やアフィリエイトである程度の収入が得られるようになったら、事務所やエージェントと契約して活動を拡大します。
最初からフリーランスという立場で会社員と同額の収入を得ているインフルエンサーは、ほんの一握りです。
事務所やエージェントと契約することで、複数のインフルエンサーを対象にした企業案件を紹介して貰い、経験値を積みましょう。
インフルエンサーとして収入を得る際の注意点
職業としてインフルエンサーを目指すなら、収入を得る際の注意点についても把握しておく必要があります。
とくに重要なのが、以下6つの注意点です。
- ステルスマーケティング(ステマ)違反に注意する
- 虚偽・誇張表現を避けて信頼性を保つ
- フォロワーの購入や不正なアカウント操作をしない
- 著作権・肖像権・商標権を侵害しない
- 詐欺や怪しい案件への参加を避ける
- 税務処理や契約内容を適切に管理する
順番に解説していきます。
ステルスマーケティング(ステマ)違反に注意する
ステルスマーケティングは、2023年10月1日から景品表示法で規制されています。
投稿に「#PR」や「タイアップ」などを明記し、広告や企業案件であると明示しなければ景表法違反に該当するため、注意が必要です。
虚偽・誇張表現を避けて信頼性を保つ
虚偽・誇張表現を行った場合、「措置命令」や「罰金」などの法的罰則を課せられる可能性があります。
また、炎上によって甚大な痛手を負うケースもあるため、信頼を損なう行為は禁物です。
フォロワーの購入や不正なアカウント操作をしない
フォロワーの購入や不正なアカウント操作は、プラットフォームの規約違反に該当します。
アカウントの凍結や削除といった厳しいペナルティを科せられたり、社会的な信用が失墜したりと致命的なダメージを負いかねません。
著作権・肖像権・商標権を侵害しない
著作権・肖像権・商標権を侵害する行為は、損害賠償請求や刑事罰の対象です。
たとえ一時的に収入が増えたとしても、本来の権利者からの損害賠償請求によって高額な罰金が科せられては、意味がありません。
詐欺や怪しい案件への参加を避ける
インフルエンサーとして有名になると、国際ロマンス詐欺や投資詐欺などに遭うリスクが高まります。
以下の対策を講じたうえで、怪しい案件への参加は避けましょう。
- 個人情報の漏洩に気をつける
- DMで届いたURLにアクセスしない
- パスワードを定期的に変更する
- クレジットカードの履歴を小まめに確認する
税務処理や契約内容を適切に管理する
インフルエンサーとして得た収入が年間20万円を超えた場合は、たとえ副業でも「雑所得」または「事業所得」扱いになるため、確定申告する義務があります。
金額や入金のタイミングなど、クライアントとの契約内容をしっかりと確認し、適切に管理しましょう。
自分の強みを活かしてインフルエンサーとして収入を得よう
インフルエンサーは、高額収入が狙える魅力的な仕事です。
とくに、自分の強みを十分に活かせているインフルエンサーは、桁違いの高収入を手にしています。
ただし、インフルエンサーの収入はフォロワー数やプラットフォーム、発信している情報のジャンルなど多くの要素によって影響を受けるため、初心者が簡単に利益を出せる訳ではありません。
インフルエンサーとして収入を得るには、自分の強みが活かせているか、現状を把握するところから始めてみましょう
おすすめの代理店
ディレクション型
マッチング型
事務所型


















