インフルエンサーの依頼費用や料金相場、依頼方法を徹底解説
目次
インフルエンサーへお仕事を依頼する場合、どれくらいの費用がかかるものなのでしょうか?
インフルエンサーマーケティングの費用相場は、1回の施策につき50万円~150万円ほどとなっております。
インフルエンサーの投稿依頼費用は、【フォロワー数×フォロワー単価】というフォロワー単価制で算出され、これが1投稿あたりの費用となります。
フォロワー単価は、SNSプラットフォームと、プロモーションする商材の人気度によって変動します。
SNS | フォロワー単価相場 |
---|---|
1~5円 | |
TikTok | 2~6円 |
Youtube | 5~15円 |
1~4円 |
例えば、10万フォロワーのインフルエンサーがInstagramで1投稿する場合、【10万フォロワー×1~5円】で10万円~50万円の費用になるイメージです。
この記事では、インフルエンサーマーケティングにおける依頼費用や料金相場、依頼方法について詳しく解説していきます。
下記のInfluencer Japanのように、210万アカウントのインフルエンサーを直接アサイン可能な会社はコスパが抜群にいいので、依頼を検討中の場合はご相談ください。
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーマーケティングとは、社会的にファンの多いインフルエンサーに依頼することで、商品やサービスのプロモーションを行うマーケティング手法になります。
インフルエンサーは、それぞれが発信している分野に特化しており、その方面における熱量の高いファンをたくさん抱えているため、通常の広告では得ることができない貴重な顧客を獲得することができます。
近年では、SNSの爆発的な人気に伴って、多くの企業がマーケティングの一環としてインフルエンサー施策を取り入れています。
インフルエンサーを起用するメリットについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
インフルエンサーのSNS別投稿依頼費用と料金相場は?
インフルエンサーの依頼費用については、プロモーションを実施するSNSによって変動します。
基本的にはどの媒体でも、「フォロワー単価制度」というフォロワー数に応じて費用が変わる料金体系となっています。
それぞれのSNSごとに詳しく費用相場を紹介します。
Instagram費用相場
Instagramでインフルエンサーマーケティングを実施する際には、
- ストーリー(24時間で消える投稿)
- フィード(写真メイン)
- リール(ショート動画)
という三つの機能のいずれか、またはそれらを組み合わせて実施することが多いです。
IGTV(ロング動画)やインスタライブ(ライブ配信)なども機能としてはありますが、Instagramでインフルエンサーマーケティングをする際に利用されることはほとんどありません。
それぞれの料金は以下のようになります。
- ストーリー費用相場:フォロワー数×1~3円/1投稿
- フィード費用相場:フォロワー数×1.5~4円/1投稿
- リール費用相場:フォロワー数×2~5円/1投稿
ストーリーは投稿自体が24時間で消えてしまうということもあり、費用は安くなっています。ストーリーにはリンクを貼ることができるので、直接的に獲得を狙う場合はストーリーがおすすめです。
フィードは写真投稿がメインで、インフルエンサーのタイムラインに残るため、少し費用が上がります。フィードにはリンクが貼れませんが、バズる可能性があります。
フィードでバズると、例えば10万フォロワーのインフルエンサーの1投稿で、100万人にリーチできることもあります。(リーチ=視聴ユニークユーザー)
リールは動画になるため、工数がかかるということもあり、一番費用が高くなります。ただリールは三つの投稿手法の中では一番バズる確率が高いです。さらにバズった時の爆発力を一番持っているので、TikTokと同じような使い方をしたり、TikTokとセットで依頼したりすることも多いです。
TikTokではバズらなかったが、全く同じ動画をリールに投稿したら1000万再生を超えた、というようなことも多々あるので、両方に投稿することを検討するのがおすすめです。
ストーリーにはリンクが貼れる代わりに、バズることが全くないので、獲得施策なのか認知施策なのかによって、投稿方法の使い分けが重要になります。
下記のInfluencer Japanのように、210万アカウントのインフルエンサーを直接アサイン可能な会社はコスパが抜群にいいので、依頼を検討中の場合はご相談ください。
TikTok費用相場
TikTokはショート動画メインのプラットフォームになります。
そのため、写真メインのInstagramよりは多少費用が高くなることが多く、おおよそ以下のような料金体系になります。
フォロワー数×1.5~4円/1投稿
動画でのプロモーションになりますので、写真に比べて多くの情報を短い時間で伝えることが可能です。
また、TikTokはAIレコメンドエンジンが非常に優秀ですので、インパクトのある動画を作成することができれば、フォロワー数が多くなくてもバズる可能性も高いです。
そのため、インフルエンサーマーケティングが可能なSNSプラットフォームの中でも、一番認知拡大の爆発力を秘めています。
TikTokのデメリットとしては、
・バズらなかった場合は再生がほとんどされない場合がある
・投稿自体にはリンクを貼ることができず、インフルエンサー自身のプロフィール欄に貼ってもらうしかないため、外部サイトへの流入率が低い
という点が挙げられます。
Youtube費用相場
Youtubeのインフルエンサーマーケティングにかかる費用ですが、長編動画メインとなるため、一番割高になります。
一番クリエイターによる金額差が出るプラットフォームとなっており、クリエイターが独自の料金体系を設定していることが多いです。
また、ジャンルによっても費用が大きく変わるのですが、おおよその金額は以下になります。
登録者数×4~15円/1投稿
または
平均再生回数×10~20円/1投稿
また、長編動画を作成するという工数が最低限かかってしまうため、費用は最低でも10万円以上となることが多いです。
ただ、動画での紹介となるので、商品やサービスに関する詳細な情報を伝えることが可能です。
動画のクオリティやマッチ度によってはバズる可能性もあるため、その場合は非常に高い費用対効果を期待することができ、会社の命運を左右するほどの影響を与えることもあります。
ある程度予算に余裕がある場合や、動画でしか伝えられないような商品やサービスをプロモーションしたい場合はおすすめです。
Twitter費用相場
Twitterはテキストメインのプラットフォームになるため、動画メインのプラットフォームに比べると安価に実施が可能です。
費用相場は以下になります。
フォロワー数×1円~3円/1投稿
Youtubeメインで活動しているインフルエンサーに、Twitterでの投稿を依頼する場合は、通常のTwitterのインフルエンサーマーケティングより費用が高額になることが多いので注意が必要です。
以前は140文字まで、という文字数制限がありましたが、現在はイーロンマスクによって、4000文字まで拡大されています。
テキストだけではなく、写真や動画を用いた投稿をすることもでき、リツイートというバズる効果を秘めた機能があるため、自由度と爆発力も秘めているプラットフォームになります。
最近ではアルゴリズムの変更により、TikTokに習ってAIレコメンドエンジンを使用したおすすめ投稿が多く表示されるようになったため、フォロワー数に依存することなく、投稿自体が面白ければバズる可能性は高くなっています。
デメリットとしては、コメントを削除することができないため、プロモーションの投稿にネガティブなコメントがついてしまった場合でも、削除することができません。
そのため、一番炎上のリスクが高いSNSとなっており、プロモーションを実施する際は徹底したハンドリングが必要になります。
二次利用やイベントなどオプション依頼費用の相場
投稿費用とは別に、案件によって別途費用が必要となる場合があります。
インフルエンサーに依頼する際によくあるオプションとその費用について紹介します。
二次利用費用
インフルエンサーマーケティングを実施する際によく一緒に依頼されるのが、二次利用になります。
二次利用というのは、インルエンサーが自身のSNSで投稿したものを、広告やWEBサイトなどに利用することを指します。
そのため、投稿費用とは別途で費用がかかります。
二次利用の相場は、1クール(3ヶ月)あたりフォロワー数×1円~2円ほどの費用感となり、高額な場合でも20万円程度になります。
芸能人と比べると、インフルエンサーの二次利用費用は非常にコスパがいいので、もし広告利用やWEBサイト利用を考えている場合は、セットで依頼するのがおすすめです。
最近主流なのは、ブランドコンテンツ広告(Instagram)やスパークアズ(TikTok)といった広告手法です。
これは企業が、インフルエンサーの投稿を、インフルエンサーのアカウントから、広告配信できる機能になっています。
ブランドコンテンツ広告(Instagram)やスパークアズ(TikTok)は、インフルエンサーのアカウントを使って運用するということもあって非常に効果が高く、人気の広告手法となっております。
下記のInfluencer Japanのように、210万アカウントのインフルエンサーを直接アサイン可能な会社はコスパが抜群にいいので、依頼を検討中の場合はご相談ください。
イベント参加費用
イベント参加などの稼働が発生する場合は、費用が別途かかる場合があります。
通常1投稿フォロワー単価1.5円のところが2円になったり、別途交通費がかかったりというパターンが多いです。
拘束時間や場所によっても費用は変わってくるため、その都度見積もりを依頼するのがおすすめです。
インフルエンサーマーケティングの依頼方法
おおよその費用感がわかったところで、どのようにインフルエンサーに依頼するかについてご紹介します。
①インフルエンサーに直接依頼する
インフルエンサーを自社の担当者が探して依頼する方法です。
自社で直接依頼する場合には、インフルエンサーに関する知識や経験が必要となります。
インフルエンサーのキャスティングをする上で、インフルエンサーマーケティングに人的リソースを割く余裕がない場合は、この方法は現実的ではないでしょう。
また、インフルエンサーの一人一人と契約書を結んだり、支払先や発送先などの個人情報を自社で管理しなくてはいけないという点もデメリットです。
他にもステマ(ステルスマーケティング)にならないように徹底するなど、投稿を管理する上でも気をつけなくてはいけないことが多数あります。
②マッチングプラットフォームを利用して依頼する
インフルエンサーマッチングプラットフォームを利用して、インフルエンサーをキャスティングする方法です。
インフルエンサーマッチングプラットフォームでは、月額費用を支払うことで、プラットフォーム上でインフルエンサーのキャスティングをすることができます。
こちらも最終的には自社でインフルエンサーを選定する必要があるため、知見がある担当者が必要となります。
また、マッチングプラットフォームに登録しているインフルエンサーの質はあまり高くないことが多いため、効果が出にくいというデメリットがあります。
③インフルエンサー代理店会社に依頼する
三つ目はインフルエンサー代理店の会社に依頼する方法です。
インフルエンサー代理店というのは、インフルエンサーのディレクションやキャスティングを行っている会社になります。
プロに依頼することで、知見が全くない状態でも、予算に合わせて商材やサービスにマッチしたインフルエンサーを起用したプロモーションにすることが可能です。
また、自社内でインフルエンサーのハンドリングをすることに比べると、大幅に工数を削減することができます。
インフルエンサーに詳しい担当者が自社にいない場合はこの方法がおすすめです。
インフルエンサー代理店の会社を選ぶ際には、
- 過去実績がどれくらいあるのか
- 投稿の効果をどこまで分析してくれるのか
- インフルエンサーマーケティングの他に、SNSのアカウント運用や広告運用の代行も任せることができるか
ということを確認しておくといいでしょう。
インフルエンサーマーケティングの依頼を成功させるポイント
インフルエンサーマーケティングが失敗に終わってしまう要因にはさまざまなものがあります。
ここでは、インフルエンサーマーケティングを実施する上で、これを押さえておけば成功に近づけることができるというポイントを紹介します。
商品とマッチしているインフルエンサーを選定する
インフルエンサーと商品のマッチ度合いを把握することは非常に大切です。
インフルエンサーの選定がしっかりできていないと、どんなに良い投稿だったとしても、どんなに良い商品だったとしても、フォロワーの心に響くことはありません。
また、選定を誤ってしまうと、インフルエンサーの案件可否の承認率も下がってしまいます。
10人に声をかけてみたけど、1人も引き受けてくれる人がいなかった、というような場合は、インフルエンサーの選定が間違ってしまっている可能性があるため、一度見直してみる必要があります。
逆にマッチしているインフルエンサーを選ぶことができれば、費用対効果は通常の広告より高くなります。
インフルエンサーに自社商品の強みを共有する
インフルエンサーの選定に成功したとしても、インフルエンサーが商品について理解していないと、投稿の効果が下がってしまいます。
自社の商品の良さを伝えるためには、ただ商品ページを送るのではなく、こんな強みがある、という点を強調して伝えておくことが大切です。
また、投稿をどのような雰囲気にしたいか、ということもある程度決めておく必要があります。全く決まっていない状態で依頼してしまうと、インフルエンサーの下書きが上がってきた時に、撮り直しからお願いしないといけない、ということにもなりかねません。
そういったことを防ぐために、事前に必要事項はまとめてインフルエンサーとすり合わせを行うことが成功への鍵となります。
インフルエンサーは、SNSの投稿で魅せるプロフェッショナルですので、ある程度商品の情報を伝えれば、あとはうまく広告感の少ないナチュラルなクリエイティブを作成してくれるので、信頼して待ちましょう。
適切な費用感でインフルエンサーに依頼する
費用感を把握していない状態でインフルエンサーに依頼を送ってしまうと、引き受けてくれる人が全くいない、というような事態に陥ってしまう可能性があります。
依頼費用が高すぎると、費用対効果が見合わなくなり、依頼費用が安すぎるとインフルエンサーが引き受けてくれないため、金額調整が非常に難しくなります。
これは、インフルエンサーによっても変わってくるため、ある程度の経験値が必要になります。
また、関係値によっても金額が変わってくる場合があるため、全く取引のない自社から直接インフルエンサーに依頼するより、インフルエンサー代理店を通して依頼した方が安くなる場合があります。
自社の状況を見極めて適切な依頼方法を選択することが大切です。
下記のInfluencer Japanのように、210万アカウントのインフルエンサーを直接アサイン可能な会社はコスパが抜群にいいので、依頼を検討中の場合はご相談ください。
ステマにならないようにする
ステマ(ステルスマーケティング)というのは、#prや#adなど、PRであるということを明記せずにPRをしてしまうことを指します。
ステマをしてしまうと、後々炎上に繋がってしまい、プラスになるどころか、マイナスブランディングになってしまう可能性があるため、絶対に避けなければいけません。
自社でインフルエンサーマーケティングを行う場合は、ステマについてしっかり知識がある担当者に任せる必要があります。
知見がない場合はインフルエンサー代理店に依頼する
インフルエンサーマーケティングのナレッジが社内で確立できていない場合は、インフルエンサー代理店に依頼するのがおすすめです。
あまり知見がないまま社内で実施しようとすると、効果が出ないだけでなく、思わぬマイナスブランディングに繋がってしまう場合があります。
また、インフルエンサー代理店の会社に依頼することで、自社から直接依頼するよりも金額が安価になることがあります。
さらに社内の工数を減らすこともできるため、より費用対効果を高めることができます。
まとめ
この記事ではインフルエンサーマーケティングの費用相場について紹介しました。
条件から費用相場を適切に見極めてインフルエンサーに依頼することができれば、通常の広告より高い費用対効果を期待することができます。
また、広告を受け取る側も、自分がフォローしている好きなインフルエンサーが紹介している商品のことは頭に残りやすく、直接的な効果だけではなく、間接的な効果も大きいマーケティング手法です。
条件によって費用感が細かく変わってくるため、自社に詳しい担当者がいない場合は、外部のインフルエンサー代理店に依頼することも検討しましょう。
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